人と紙が出合い、人と人が出会う
吉川紙商事株式会社

ABOUT 会社紹介

100年を超える歴史とベンチャースピリッツを持つ、紙の専門商社。

吉川紙商事は、明治42年創業・116周年を迎える紙の専門商社です。 100年以上の歴史を持つ会社ですが、私たちをよく表す言葉は「創業100年のベンチャー企業」。100年以上前に和紙の卸売業から始まり、洋紙、不織布、コンピュータ事業など、時代に合わせて変化し続けてきました。 現在では、「衣・食・住」に関わる機能性のある紙や不織布の提供、オリジナルの紙ブランド「#wakami」「NEUE GRAY」の展開、各種イベントや企業コラボなど、紙の新たな価値の創造に向け挑戦を続けています。 この100年で紙の価値は大きく変わりました。世代によって、国によって、個人によって、その価値観はさまざまです。だからこそ、紙の新しい可能性が拓かれていく。この時代だからこそ、紙の面白さが広がっていく。私たちは、固定観念にとらわれず、常に新しい挑戦を続ける会社です。

BUSINESS 事業内容

紙にまつわるあらゆるソリューションを提供する「紙屋さん」

紙・不織布の専門商社事業
―「衣・食・住」を支える素材提案のプロフェッショナル― 吉川紙商事の主軸となるのが、包装資材や印刷用紙、不織布などの販売を行う専門商社事業です。食品パッケージや衣料品、衛生・建築資材など、私たちの生活に欠かせない場面に紙や不織布は使われています。実際に手がけているのは、お酒のオリジナルラベルや、お菓子の商品パッケージ、アパレルショップのショップカード、カレンダーなど、形として残るアイテムの数々。そうした商材の「素材を届ける」だけでなく、企画・デザインの段階から携わり、完成品として世の中に送り出すのが吉川紙商事のスタイルです。 また、環境配慮型資材の取り扱いやSDGs対応などにも力を入れています。素材を届けるだけでなく、サスティナブルに関する課題解決に寄り添う「紙のコンサルタント」として、多くの企業から信頼を得ています。
オリジナル紙ブランド・企画開発
―紙の新しい価値を、自分たちで創り出す― 「卸す」だけでなく、「紙の価値をつくる」。そんな想いから、自社ブランドの紙商品の企画開発を進めています。たとえば、和紙の風合いを持ち環境にも配慮した「#wakami」や、文具愛好家やクリエイターの間で人気が高まっている「NEUE GRAY」は、素材としての魅力と世界観を併せ持つ企画紙として各メディアが注目。商社でありながら、メーカー的な発想で紙の未来を切り拓いています。2025年秋にはショールームが併設されたショップをオープン。オリジナル商品の販売はもちろん、紙広場としてワークショップも開催するなど、紙の魅力をより多くの人へ届ける挑戦が広がっています。
共創型プロジェクト・イベント企画
―企業や地域とともに、紙の魅力を発信する― 紙の魅力を伝えるために、他企業やクリエイター、学生・地域と連携した共創プロジェクトを積極的に展開しています。日本屈指の蔵元である日本酒ブランドとのコラボプロジェクトをはじめ、大手企業との共同企画や大手食品メーカーとの共同研究開発、商業施設等でのイベント・ワークショップ、海外企業とのコラボなど、多様な人とつながりながら紙の可能性を広げています。プロジェクトを通して、「紙ってこんなに面白い」という気づきを届けると同時に、社員自身も企画力や発信力を伸ばせる貴重な学びの場になっています。
ITサービス事業
―紙業界に特化したシステム提案という、もうひとつの顔― 吉川紙商事には、紙とはまったく異なるもうひとつの事業があります。それが「ITサービス事業」です。紙業界向けの基幹業務システム「ザ・紙商LITE」の開発・提供を中心に、IBM製品の販売や導入支援、ネットワーク構築まで幅広く展開。紙卸商や印刷会社をはじめとしたお客様の業務を支えるITパートナーとして、システム提案からアフターサポートまで一貫した体制を整えています。紙の知見とITの力をかけ合わせ、業界全体の変革にも貢献しています。

WORK 仕事紹介

“売る”だけが営業じゃない。“生み出す”営業をはじめよう。

紙製品の提案営業
紙製品の提案営業は、単に「モノを売る」営業ではありません。お客様の業態や目的、課題に合わせて、最適な紙製品や資材を提案する“課題解決型”の営業です。包装資材、販促物、印刷用紙、不織布など取り扱う商材は多岐にわたり、提案先も食品メーカー・フードサービス・Cafe・アパレル・物流・出版などさまざま。現場での対話を通じて関係性を築きながら、お客様が抱えるニーズに寄り添い、ときには企画・デザインのアイデアや新商品開発などにも関わることもあります。営業としての成長と同時に、商社の枠を超えた面白さが広がる仕事です。
ITサービスの提案営業
ITサービスの提案営業は、「紙」とは全く異なるフィールドで40年以上にわたり展開してきた事業です。販売管理パッケージ「ザ・紙商LITE」やIBM製品、各種インフラ構築などを通じて、紙卸商・印刷会社・一般企業の業務効率化や課題解決を支援します。特徴は、商社的な“課題解決営業”と、メーカー的な“製品提案営業”の両方を経験できること。システムという無形商材を扱うからこそ、丁寧なヒアリングと信頼構築が欠かせません。文系出身や未経験スタートの社員も多数活躍中で、入社後の研修体制も整っています。

INTERVIEW インタビュー

吉川聡一/取締役常務執行役員・営業統括本部管掌
まずは自己紹介と、会社が大切にしていることを教えてください。
実は、創業者は僕の曾祖父なんです。明治42年に和紙の卸売からスタートして、現在父が3代目。紙を専門に扱ってきた歴史ある商社ではあるけれど、「伝統にしがみつく」みたいな会社ではないですね。むしろ、100年以上の歴史があるからこそ、変わり続けないといけない。紙の価値も、ビジネスの形もどんどん変わっているから、僕たち自身がアップデートし続けないとお客さまのニーズにも応えられない。だから今でも「100年続くベンチャー精神」が合言葉なんです。
どんな人と一緒に働きたいですか?
うちの営業は「数字」や「プレゼン」だけで勝負する感じじゃなくて、もっと「人間的なやりとり」を大切にしてるんです。たとえば、お客さんの“癖”を理解して、同じ空気の中で自然と信頼関係を築いていく。それができると、会話がなくても気まずくないような、本当に心地いい関係ができるんですよ。 だからこそ、「自分で考えて動ける人」「ノリよく、明るく、元気な人」はすごく頼もしい存在。失敗してもいいから、まずはチャレンジしてみてほしい。営業って、結局は“人と人の仕事”。そこを楽しめる人と一緒に働きたいですね。
若手が活躍できる環境はありますか?
たくさんありますよ。たとえば、オリジナル紙ブランド「#wakami」や「NEUE GRAY」の企画も、若手社員からの発言やアイデアがきっかけだったりします。営業先もお酒が好きな人は酒蔵へ、サッカー好きな人はプロサッカーチームへなど、「仕事なのに、こんな楽しくていいの!」と言っている新卒社員もいるくらいです。商社だけど、メーカー的な企画にも関われるし、チャレンジのフィールドはとても広い。上司との距離も近いから、「これやってみたいんですけど!」って言える空気もある。やる気次第で、どんどん面白いことに関われる会社だと思いますよ。
今後、吉川紙商事はどんな未来を目指していますか?
今の時代、なんでもデジタル。その中で紙って「アナログの象徴」なんです。でも、そんなアナログな紙だからこそ、ぬくもりを感じるし、思いが伝わる。たとえば、ある若手社員が「LINEは味気ないから、学生時代、交換日記をしていました」という話をしてました。実は今の若い世代は、アナログを求めている時があるんです。 紙には、形として残せる価値、個性を表現できる自由さ、そして記憶に残る重みがあります。 だから私たちは、紙という“アナログの道具”を扱い、人の心を動かす仕事をしていきたい。そう考えて最近、「アナログを扱う会社」というパーパス(存在意義)を作りました。これからも、人と紙、人と人との関係を、もっと豊かにしていける会社でありたいと思っています。
就活中の学生に向けて一言お願いします!
うちの社是は「愛情・信頼・歴史」。社員の個性を大事にしながら、誠実に向き合って信頼を積み重ねていく会社です。雰囲気はフランクで、とにかく自由なカルチャー。服装も自由だし、社長室は会議室と兼用だったりします(笑)。 でも“自由”だからこそ、同時に“責任”も必要になる。「自分で考えて動く」という姿勢がないと、「何をすればいいのか分からない」と戸惑うことにもなります。「自由な環境の中、自分自身の可能性を広げたい」そんな方なら、きっと最高に楽しい仕事が待っているはずです!

BENEFITS 福利厚生

福利厚生

〇社会保険完備 〇服装自由 〇教育制度(新人研修 、基礎業務教育 、新任管理職研修) 〇社員表彰(永年勤続、社長表彰など) 〇社員親睦会 〇資格取得規程あり 〇財形貯蓄制度 〇退職金制度 〇契約保養所

各種手当

〇住宅手当(非世帯主20,000円、世帯主33,000円) 〇交通費全額支給 〇時間外手当 〇役職手当 〇出張手当 〇家族手当 【昇給】 年1回 【賞与】 年2回

休日休暇制度

〇完全週休2日制(土日) 〇祝日 〇有給休暇 〇夏季休暇 〇年末年始休暇 〇慶弔休暇 〇産前・産後休暇 〇育児休暇 〇介護休暇 〇リフレッシュ休暇 【年間休日】 122日

FAQ よくある質問

勤務場所はどこになりますか?
東京本店(東京都中央区日本橋蛎殻町1-36-5)が勤務地となります。茅場町駅または水天宮前駅が最寄り駅で、アクセスしやすい場所です。
選考の流れを教えてください。
まずはエントリーしていただき、オープン・カンパニーや説明会に参加してみてください。選考の流れとしては、【一次面接】⇒【適性テスト】⇒【最終面接】⇒【内定】の流れになります。選考は人物重視で、あなたの「人柄」や「考え方」を大切にしています。リラックスして、あなたらしさを教えてくださいね。
入社後のキャリアパスを教えてください。
入社後はまず新入社員研修からスタートし、基礎的な知識やスキルを身につけていただきます。その後、紙製品の提案営業を通じて、お客様との関係づくりや提案力を磨いていきます。将来的には、課長・部長といった管理職へのキャリアアップはもちろん、自社ブランドの企画や新規事業の立ち上げに関わるチャンスも広がっています。
女性は活躍していますか?
もちろん活躍しています。現在、営業職では「男:女=2:8」の割合。性別に関係なく、意欲と行動力のある方にはどんどんチャンスがある会社です。服装や働き方にも柔軟性があり、個性を大切にできます。
会社の雰囲気を教えてください。
自由でフラット。個性を尊重し合うカルチャーです。でもその分、一人ひとりが自分で考えて動く「自主性」や「責任感」も大切になります。また、上司や先輩との距離も近く、相談しやすい風通しの良さがあります。若手の声から新しい商品が生まれることもある、そんな活気のある職場です。