「心を耕す」働き方を

吉田産業株式会社

ABOUT 会社紹介

木材を考える〜吉田産業株式会社

当社は宮崎・日南の地にありながらも、各地域の先人たちが育んできた「林業」を常に尊重し、山の恵みに感謝します。そして「木」を余すことなく「価値ある商品」へ転換して提案し、かつ森林資源の循環型社会の創造を使命とします。

BUSINESS 事業内容

「木」を余すことなく「価値ある商品」へ

【原木調達部】

原木調達部では、集材、造材、選別、運搬を行っています。山での作業は、ハーベスタやグラップルなどの重機、フォワーダなどの林内作業車で行っています。十数mの原木を取り扱い、重機などに乗って作業をする為、周囲確認を徹底し安全作業を常に心掛けて作業しています。工場に運ばれた原木は、自動選別機を通して選別をし、径級22～44cmを製材用在庫として管理しています。また、工場内で出る端材やおが粉林地残材、土場で出たバーク、C材はバイオマス発電所の燃料として供給しており、原木調達部で生産した丸太を社内で消費しています。

【製材班】

原木調達部で径級ごとに選別された丸太を投入し、板を作る仕事です。ほとんどが機械化されており、最近では作業効率、従業員への作業負担軽減、安全の観点からロボットを導入し、職場環境改善に勤めています。

【生産加工班】

製材班で出来た板を乾燥したのち加工し、木製品を製造する部署です。木材をできる限り有効活用するため様々な機械・ラインを備え、少しでも多くの製品を作れるように社員一同努力しています。住宅用部材・建築資材など様々な製品を作っており、年間約10万㎥の原木（約50万本の丸太）を消費しています。

WORK 仕事紹介

調達から製材まで〜「木」に関する様々な仕事を担っています。

山林スタッフ

・原木の仕入れ販売に関わる事務処理(データ入力〜請求書発行) ・山林調査(伐採予定の山林調査等) ・原木管理(伐採した原木の工場内管理)

林業重機オペレーター

通年、山林での作業です。一旦会社へ出勤し乗り合わせで現場へ移動。時間外は季節により変動します。

製材作業員（夕方〜夜勤）

製材機械操作、木材加工等の業務(原板を機械に投入し、次工程に流す作業です)

INTERVIEW インタビュー

倉元ミルマネージャー

入社20年目の倉元さん。どういう経緯で吉田産業に入社しましたか？: 宮崎に生まれ、高校卒業時に、高校の就職案内から案内された求人を何も考えずに受けたら通ってしまったため、仕事で愛媛に。せっかく宮崎を離れるので、趣味を見つけたいという思いを持って愛媛に行ってはみたものの、周辺にはパチンコ店くらいしかなく、愛媛で仕事をする日々があまり面白くないなと感じていた。高校時代にサーフィンをやっていたこともあり、地元に戻ろうかなと思う中で、吉田産業を知り、応募する事に。当時吉田産業の会社近くの国道沿いにユンボがあったため「吉田産業は建設会社だ」と思っていたが、面接に行ってみたら履歴書も見ずに「いつから来れるんだ」と言われ、入社。経験や能力た知識よりも、人柄・人間性を見てくれているのかなと。勝手に思っています（笑）これが私の入社経緯です！

宮崎に帰ってみてどうですか？: いわゆる「娯楽」施設は少ないですが、大自然は他にない魅力だと思います。自分はアクティブなタイプで、家であまりじっとしていられないので（笑）３人の子供とよく自然遊びをしています。河川プールに行ったり、キャンプに行ったり。もちろんサーフィンは言わずもがな！あと、吉田産業で働き始めて初めて「木」に興味を持つようになり、その影響で一時期DIYにもハマっていました。自宅にウッドデッキをDIYで作ったりと、ゆったりとした時間を有意義に使っている感覚がありますね。私以外にも、夜勤で働く方はマリンスポーツの「カヤック」「シュノーケリング」「スキューバダイビング」をしたり。会社以外に目を向けて見れば、カツオ漁がしたくて移住して来られる方なんかもいらっしゃいますね。

今日は何本製材できるか・・・！？？: 元々は製材で入社しましたが、「集成材」の部門で退職者が出た関係で「上の役職を目指すのであれば」と推薦を受け、現在はグループのウッドエナジーで集成材を作る仕事をしています。公共物件なども担当するために、自分たちの木材が実際に目に入る物件に使われている様子を目の当たりにすると、感動しますね。やっぱり。納期のある仕事なので「いかに出荷に間に合わせるか？」というプレッシャーもありますが、チームで担当する仕事が大半なのでその緊張感もみんなで分かち合いながら、チームワークを感じて仕事をできている気がします。ちなみに以前いた製材の仕事では、1日に何本製材するか？という目安の目標を設定があります。製材は一人で行うのではなく、それぞれに担当となる工程を持って、その日のシフトで一緒の方々と目標に向けて取り組んでいきますが、これが意外と面白い。というより、製材の仕事自体はそれほどやることが多様なわけではなく、比較的短調な仕事なので、こういった目標がある方が燃えるし、時間が過ぎるのも早いわけです（笑）

どんな毎日を過ごしています？: 平日日中に仕事をして、家に帰ってお風呂に入り、食事をし、洗濯をして寝る。これが基本のルーティンですが、小学校の子供が二人いて、バレーとサッカーをやっている関係で、その手伝いをしたり送迎をしたりと、今は子供中心の毎日になっているかなと思います！

ちなみに「ミルマネージャー」って・・・？: 「ミドルマネージャー」の間違いじゃないですよ（笑）「ミル」は丸太を木材に切断する施設を指します。丸太を切断し、集成材に加工してく仕事のマネージャーなので「ミルマネージャー」です！毎日木の香りに囲まれて仕事しているせいか、みんなすごく人がいいです。居心地いいですよ！結構。