すばる(グループホーム)
現在4棟、支援区分2から5の19名の障害を持った方がそれぞれの目標をもって生活しています。
1棟当たり3~5名の比較的小規模で家庭的な雰囲気を大事にしたグループホームを運営しています。
支援の方針は、転ばぬ先の杖はつかない!
どういう事かといえば、たとえ失敗することが透けてみえていても、本人が望むことならチャレンジしてもらう。私達は、応援し、もし転んだときには、起き上がる手助けをするということ。
支援をしていると、自分にとっての最良の選択を利用者さんにも望みがちになります。しかし、やりたいことも考え方も人それぞれですから、私達にできることは、彼らの望む選択をした際のリスクと他の選択肢の提示ぐらいです。あとは本人がどういう選択をするか見守る。これがグループホームでの基本的な支援の仕方と考えています。いわゆる”意志選択をするための支援”です。
私たち支援者側(運営側)の都合で画一的な支援にならないように、利用者さん一人ひとりと向き合いながら、寄り添いながら,意志選択支援に力をいれて支援を続けています。
国は施設からグループホームへ、グループホームから一人暮らしへ、の方針を強くしています。私達も重度の方をグループホームへお迎えできるよう、支援力の向上、設備の拡充を行っています。新しいグループホームを作るとしても小規模の方針は変えずに行っていきます。ある程度人数をまとめたほうが効率の良い運営ができるのですが、効率が良ければ良い支援ができるのかといえば、そんな事はないのが実情。利用者さんのための支援がスムーズにできるホームを造っていきたいと思います。