人も森も活かして地域力

田村森林組合

NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の影響もあって、関心を持つ若者が増えているようです。８月の合同就職面接会において、当組合のブースを訪れた学生さんの中にも「モネ効果」で関心を持ちましたという方もおられました。森も川も海も空もつながっている。豊かな海を育むためには豊かな森が必要で、豊かな社会にも豊かな森が必要です。少しでも森林の大切さを感じ取って、持続可能な社会の構築のために、活躍をしてくれる若者が増えることを願っています。 実は、私たちが住んでいる日本の国土のおよそ7割は森林なのです。当地域の森林面積もおよそ６７％、その多くは里山と呼ばれる二次林です。かつて私たちの生活と密接にかかわり、暮らしの中にありました。今日においても、その存在、必要条件には変わりはありません。直接的なかかわりを日常生活においては感じないかもしれませんが、森は私たちの生活を確実に守っています。目立たずしっかりと社会を支えています。そして、私たちの生活との森との正しい関係も、かかわりもまた、私たちの生活を潤す最も重要な要素です。 田村森林組合は、地域森林の資源を活かし、そして、次世代へ継ぐことを目指し「人も森も活かして地域力」を掲げ、森林管理、木材生産、木材加工など、地域の森林資源の育成とその活用を両輪として、地域社会への経済的、文化的貢献を果たして行きたいと考えております。そのために、幅広く多様な人材を求めています。