「木を一本切る」作業から新しい町づくりまで。土木工事のすべて
東北土木株式会社

ABOUT 会社紹介

「地元の生活インフラを守り続ける」、そして新しいフェーズにも対応していく存在へ

​​創業は昭和29年。現在の会社形態となってからも、すでに40年。この間、地元の双葉郡浪江町を中心に、相双地域エリア全域の公共事業・土木に関する建設業に携わり、伝統と信頼を築き上げてきました。 震災という大きな試練を乗り越え、今後も同エリアの土木工事・災害復旧工事に積極的に従事していくことで、「地元の生活インフラを守り続ける存在でありたい」という点を経営理念に置いています。 近年、浪江町周辺では「FH2R(福島水素エネルギー研究フィールド=世界最大級の水素製造施設)」や「F-REI(エフレイ=福島国際研究教育機構)」などの大きなプロジェクトが多数進行中です。またそれに伴い、新規産業やスタートアップ企業の参入が相次いでいます。 当社が携わる土木工事という面では、これらの基礎を作る部分でもあり、実際に施設や建物を作っていく立場として、大きな可能性を秘めた場所となっています。 一方で、震災からの町の復興は、まだ道半ばと言わざるを得ません。この地域への帰還を果たせない住民がいることも事実であり、そこには民間レベルの土木工事に対応できる業者が少ないという実態があるのもまた事実です。 当社は「地元の生活インフラを守り続ける存在」であることを念頭に、地域のためであれば、いかなる小規模の工事であっても疎かにすることはありません。それこそ「木を一本切る」という業務から、丁寧に対応していきます。 今後、地域再生への事業を継続していくとともに、「次の新しいものを作っていく」というフェーズに入ってきた相双地区において、地域に深く貢献していく存在でありたいと考えています。 こうした業務を続けていくため、私たちが取り組んでいるのは、従業員のワークライフバランスへの配慮。残業ほぼなし・完全週休二日制という働き方はもちろんのこと、入居可能住宅の手配、万全のスキルアップ体制(資格取得支援)などを整え、「働く女性応援」中小企業認証書および「仕事と生活の調和」推進企業認証書の認証も受けています。 従業員がプライベートを充実させて働くからこそ、地元にも精一杯還元できる。私たちはそう考えているのです。

BUSINESS 事業内容

公共事業・災害復旧工事
福島県双葉郡浪江町を拠点として、震災からの復興を念頭に、双葉郡内にて幅広く公共工事の土木工事に携わっています。 主に、道路、河川、ため池などの災害復旧や下水道・道路維持管理などのインフラ整備を中心としています。
民間工事
個人(一般の住宅)から民間企業まで、幅広くさまざまなオーダーを承っており、それぞれのニーズに合わせた施工を行っております。 施工の一例 ・住宅の外構工事・住宅の伐採、除草工事・造成工事・農地の整備・動物対策・宅内下水道工事 など

WORK 仕事紹介

現場作業員
☆南相馬市または双葉郡浪江町および相双地区全域での公共工事、災害復旧工事、および民間工事(一般の住宅など)において、現場作業に従事していただきます。 <具体的には> ■公共工事関連 ・道路補修 ・港湾・河川工事 ・公共下水道復旧 ・建物解体工事 など ■民間工事として、帰還援助や住宅等の維持管理にも携わっていただきます。 ・住宅の外構工事(フェンス施工、排水工事、土間工事、舗装工事等) ・住宅の伐採、除草工事(立木の伐採、敷地の草刈り等) ・造成工事(L型土留施工、現場打土留施工) ・農地の整備(畑の整備、畦畔等の補修) ・動物対策(動物被害の法面等の補修、動物対策柵設置、ハチの巣駆除等) ・宅内下水道工事(浄化槽の廃止、下水道への接続) ※上記以外にも、さまざまなお困りごとのお手伝いに携わります。
土木施工管理者
☆南相馬市または双葉郡浪江町および相双地区全域での公共工事、災害復旧工事、および民間工事(一般の住宅など)における施工管理業務に従事します。 <具体的には> ☆上記(現場作業員の欄参照)のような各種工事において、土木工事が計画通りに進むように現場の作業員に指示を出すなど、「安全管理」「品質管理」「工程管理」をお任せします。 ☆業務に準じ、工程表の作成や工事計画の立案などのデスクワークもお任せします。

INTERVIEW インタビュー

専務取締役・採用担当/鈴木貴仁
「東北土木株式会社」の特徴を教えてください。
「地元の生活インフラを守り続ける」ことを大きな理念として、双葉郡もしくは浪江町の地域密着型の土木建築会社を目指している会社です。 2011年の震災があって、この地域の状況は大きく変わりました。今後、さらに変化を遂げていくことも多いでしょう。ただ、そうした状況の中でも、私の中で変わらないのは生まれ育ってきた地元に対する思い。この地域で今後も長く仕事もしていきたいですし、土木というインフラを守る仕事で、この地域が住みやすくなるように、あるいは住み続けられるように支えていきたい、と強く考えています。
浪江町の現状をどのように感じていますか?
浪江町は、福島県の中でも大きな計画(プロジェクト)を抱えた町です。そういう点で、さまざまな可能性が秘められていて、土木という仕事でも繋がってくる部分が非常にあると考えています。 公共事業以外の部分では、住みやすい環境づくりという点での復興がまだ途中段階だとも言えます。この地域には、避難先から帰ってきたいけど、町や家の状況によって、なかなかそれができないという人も多いんですよ。 そういう住民の方々の困りごとに寄り添うのも、私たちの大きな仕事だと考えています。実際、現在の当社の事業は、公共工事がおよそ7割、残りの3割ぐらいは民間の工事。地域のためなら、庭の木を一本切るという小規模な仕事にも、全力で対応します。
どのような働き方ができますか?
当社は、プライベートの充実を目指した働き方を推奨しています。 完全週休2日を採用して、必ず土日は休めるというところからスタート。残業もできるだけしないという社風で、多くの社員は定時の17時、どんなに遅くても17時半前には帰るという基本的な会社づくりをしています。 働き方の部分に関しては、業界全体で変えなきゃいけないところを率先的に変えていきたいと考えている会社だと思っています。 このようにワークライフバランスや育成の部分を改善しようという目標を強く持ち、例えば社員教育に関して、経営する私たちの方もセミナー等を受けて学び続けているんですよ。

BENEFITS 福利厚生

住宅支援について

当社所有のアパート、その他アパート共に、「月額2万円」の補助がございます。当社所有アパートに空きがない場合は、近隣の物件探しなどのサポートも行います。 また県外から浪江町へ移住する場合、行政側からの各種の手厚い支援制度があります(一定の条件あり)。 制度の詳細や住宅の空き状況など、詳しくは面接時などにご相談ください。 浪江町は、近隣の市にも30分程度で行くことができ、最低限の生活に困ることはありませんし、隣県の大都市(仙台市など)へのアクセスも便利です。

遠隔地からの応募について

これから復興・新生を遂げていく浪江町、あるいは当社の考え方や理念の興味を持ってただいた方を広く募集します。 遠隔地からのご応募も歓迎、カジュアル面談やWEB面接にも対応いたします。 なおWEBでの面接後でも、一度は現地までお越しいただき、対面での面接および職場見学をお願いしています。

資格取得支援について

業務に必要となる資格(土木施工管理技士など)の取得を支援し、受験費用などは会社側で負担します。 そのほか、本人の働き方や特性を判断し、それぞれに応じた各種資格(車両や重機の運転、各種工事関連)取得を会社の方からお願いしていきます。受験費用などは会社側で補助します。(規定あり)

働きやすい職場環境づくり

☆当社では、「健康経営優良法人認定制度」「イクボス宣言企業」の認定を受け、働きやすい環境づくりを継続的に行っています。 そのほか、「働く女性応援」中小企業認証書、「仕事と生活の調和」推進企業認証を受けており、ワークライフバランスに配慮した会社運営を行っています。 ☆設備面でも、働きやすい職場環境づくりにむけ、男女別トイレ、ドリンク自販機、ウォーターサーバー などを完備しています。

FAQ よくある質問

県外からの移住者は在籍していますか?
現時点では、県外からの移住者はいません。 ただし、浪江町・相双地区の発展に伴う事業拡大、さらに帰還事業での人手を増やしていくため、積極的に県外在住者の採用を進めていく方針です。 当社は残業がほぼなく、17時の終業後は食事・飲み会などの催しを積極的に行っています。もちろん参加は自由です。 このほかの場面でも、社員の声はできるだけ聞いて、可能な範囲で実現する努力をしている社風です。中間管理職が、社員の声を常に吸い上げるようにコミュニケーションを取っていますので、何でも相談していただける環境です。 また地域としても、復興やまちづくりに関連したものやコミュニティ形成のためのイベントが多いので、親交を深める良い機会としていただけるでしょう。

RECRUIT 求人情報

現在、以下の求人を募集しております。求人の詳細情報は各求人ページをご確認ください。