古き良きものづくりは進化する
株式会社杉浦木工所

ABOUT 会社紹介

68年のものづくり、次のステージへ

杉浦木工所はその歴史の中で、何度も新しいステージに挑戦してきました。 昭和31年に杉浦鉄工所として、自動車部品の下請け工場をスタート。 その後、昭和35年に杉浦木工所に改称、テレビキャビネットの脚の製造を始めます。 カリモクの椅子第一号を製造したのも当社。 応接セットを製作するなど、この頃から椅子作りを本格化させます。 家庭用のソファをメインに製作している時期もありましたが、 コスト面で輸入品に押されたこともあり、現在の業務用ソファに特化した生産体制へと移行していきました。 自社で全てを生産することによる高品質、短納期な製品は、長年大手取引先から支持されています。 そして、2024年6月より、杉浦木工所は弘益グループとして新たなスタートを切りました。 古き良きものづくりを進化させ、未来に繋げていく。 杉浦木工所は次のステージへと進んでいきます。

BUSINESS 事業内容

職人の誇りを、ソファに宿す。

心を込めたものづくりで未来を紡ぐ
杉浦木工所では、木枠作りからファブリック・レザーの張りまで一貫して行うことが最大の強み。通常の家具工場であれば木枠は外注することがほとんどですが、当社の場合は木材のカット・加工から全て行います。これにより、お客様のニーズに即対応可能な柔軟性を持ち、生産コストを下げながらも、特注品でも迅速かつ丁寧に仕上げることができます。また、手作業と機械作業を融合させ、長年の経験と技術でお客様の期待を超える高品質な製品を提供しています。
信頼と実績で、全国に広がる杉浦木工所のソファ
杉浦木工所は、業務用ソファの製造において豊富な実績を持ち、全国展開の大手飲食チェーンなどにもソファを納入。長くお付き合いのある顧客に支持され、安定した売上を誇ります。品質へのこだわりが大手企業に選ばれ続ける理由であり、その信頼を基にさらなる成長を目指しています。
弘益グループの一員として、新たな挑戦へ
杉浦木工所は、2024年6月より弘益グループの一員となり、社内制度の整備や設備投資を進めています。この連携により、システム化と効率化を図り、グループ全体でのシナジー効果を追求。弘益が培ってきた幅広いネットワークとリソースを活用し、新しい価値を生み出し続けます。未来を見据えた変化と挑戦を共にしていきませんか。

WORK 仕事紹介

一気通貫でソファを作り上げる職人集団

木材加工、木枠作りから始める
杉浦木工所のソファ作りは、木材を加工して、木枠を作るところから始まります。ソファ作りの会社は通常は木枠は外注することがほとんどですが、全工程を一気通貫で作ることが最大の強み。外注や配送にかかるコストを下げ、特注品にも柔軟に対応。外注すると複数台の木枠在庫を抱える必要がありますが、一台分だけの木枠を作り、張り職人と連携して仕事することが可能です。一般的な生産会社よりも短納期での納品も可能なため、大手の顧客からも長く支持され続けています。
裁断という職人技
次のステップはファブリック・レザーの裁断です。注文の規格に合わせて、型を起こし、裁断していきます。一通りできるようになるためには、最低でも5年から10年はかかるという職人の仕事。常に図面とにらめっこしながら集中して仕事を進めますが、図面が絶対正解ではない、というのもこの仕事の難しいところ。経験を積み重ねながら、適切なサイズに裁断していきます。毎日が新しい仕事の感覚で、仕事に飽きることがありません。10年、20年と経験を積んでも、まだまだ学ぶことがあるのです。
工業用ミシンを使いこなす
家具の縫製の仕事は、洋裁の仕事とはまた全く違います。洋裁の経験がある方でも、工業用ミシンだと戸惑われることがほとんど。(とは言え、洋裁のベースがある方はやはり飲み込みは早いです)毎日一人あたり30〜50本の縫製を行ないます。納期は大切ですが、品質が最も大切。顧客満足度の高い商品を納品するために、丁寧な仕事を心がけています。
張りの醍醐味
最後は張り職人の仕事技。一口に張り地と言っても様々な種類があり、素材や形、大きさも多岐に渡るため、一筋縄ではいかないことも多々あります。それでも日々スキルと経験を積むことで、品質もスピードもどんどん上がっていきます。張りの仕事は製品を完成させられることが醍醐味。心を込めて仕上げた製品に、自信を持って日本中に送り出します。

INTERVIEW インタビュー

縫製リーダー
杉浦木工所に転職したきっかけは何ですか?
元々家具業界でずっと働いていて、東京に住んでいましたが、そろそろ地元に戻らないと・・・というタイミングが訪れ、転職を決めました。椅子張り技能士の資格も持っていたので同業で探しましたが、当時は景気も悪かったのでなかなか求人がなく、職種を変えることも考えました。そんな時に前職の時の知り合いから紹介を受け、杉浦木工所のことを知りました。実は当時は当社も求人を出していなかったのですが、飛び込みで面接を頼んで採用してもらいました。
どのような仕事をしていますか?
4名の縫製のチームのリーダーとして、工程管理、指示出しなどから、縫製実務も行なっています。とにかく皆さんが仕事をやりやすいように、そして、効率を考えた割り振りを心がけています。品質がやはり一番大切なので、納期を意識しながらも、慌てずに心に余裕を持って仕事ができるような環境作りを考えています。 自分が縫製したものが全国で使われているので、近場だと必ず見に行ってしまいますし、やっぱり嬉しいですね。旅行先で自分の作ったものに出会うこともあるんですよ!
会社が変わることへの期待はありますか?
地元密着の町工場が弘益グループになるということで、変わることへの期待も不安もありますが、働く環境がもっと良くなっていくのかな、という期待は大きく持っています。実際今までは年間休日は90日ないくらいでしたが、それも108日に増えますし、それは仕事にも繋がっていくんじゃないかなと思います。個人的には商品開発にも携わっていきたいという気持ちがあるので、もっと今と違う形でも貢献していけたらと思いますね。新しい方達にもどんどん入ってきていただいて、新しい環境で一緒に楽しく仕事していけたら嬉しいです。

BENEFITS 福利厚生

福利厚生

・社会保険完備 ・永年勤続表彰(5.10.15.20.25年) ・結婚祝い金 ・提案手当 ・食事補助 ・がんばり賞 ※賞与とは別に毎月目標達成度合いによって給与が加算されることがあります ・退職金制度 ・作業衣貸与 ・定年制 ・再雇用制度

休日・休暇

◎年間休日108日 ・週休二日制(土日) ※土曜は月1回出勤です ・有給休暇(入社半年後に10日付与) ・夏季休暇 ・年末年始休暇 ・会社カレンダーあり ・産前産後休暇 ・育児休暇(取得実績あり)

RECRUIT 求人情報

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