不燃性廃棄物の適切な処理・再資源化が、復興推進の一助に
株式会社相双スマートエコカンパニー

ABOUT 会社紹介

廃棄物処理やリサイクルの技術などの高い専門性を連携させたコンソーシアム

2011年、震災と原発事故により甚大な被害を受けた地域の一つが、相双地区をはじめとする福島県浜通りエリア。 その復興と再生へ向けた取り組みが進む中で、大きな課題として横たわっていたのは、復興事業の過程で生じる、建設廃棄物などの“不燃性廃棄物”の処理の問題でした。 「この不燃性廃棄物を適切に処理し、再資源化して新たな環境・リサイクル事業を確立させることが、復興推進の一助になるはず」 こうした想いが結実し、2018年10月に立ち上がったのが、私たち株式会社相双スマートエコカンパニー(以下、「相双SEC」)です。 相双SECは、地元・福島の企業5社を中核に全8社(DOWAエコシステム株式会社、太平洋セメント株式会社、株式会社クレハ環境、荒川産業株式会社、恵和興業株式会社、株式会社高良、東京パワーテクノロジー株式会社、メルテックいわき株式会社)で構成されている共同事業体(コンソーシアム)。 いずれの企業も廃棄物処理やリサイクルの技術、放射線管理に関し高い専門性と豊富な実績を有しており、これらを活かしながら連携を深化させることで、不燃性廃棄物の安全かつ効率的な処理と再資源化事業を実現させました。 乗り越えるべき多くの課題が残されており、事業の安定にはまだまだ時間と工夫が必要となりますが、着実に一つひとつ目標を達成し、福島の復興と循環型社会の実現に向け社員一丸となって全力で事業に取り組んで参ります。

BUSINESS 事業内容

不燃性廃棄物の処理および安全な資源への再生
当社は、建造物解体時に発生する不燃性廃棄物を、高度な破砕・選別技術により、新たな再生資源へと生まれ変わらせています。 厳しい品質検査に合格した再生資源は、鉄、アルミ、銅などの金属原料や、路盤材などの資源として活用され、地域の再開発やインフラ整備を支える循環型社会の実現に貢献しています。

WORK 仕事紹介

不燃性廃棄物リサイクル会社の現場監督・管理業務
☆地域の再開発やインフラ整備を支えながら循環型社会の実現に貢献している当社で、培ってきたあなたの経験を存分に活かしながらご活躍ください。 <具体的には> 事業運営全体の管理・監督者業務をお願いします。 ・廃棄物の受入、選別、破砕など、各工程における指揮監督業務 ・操業の進捗管理 ・安全管理 ・品質管理 など

INTERVIEW インタビュー

管理部 山内正人/40代/入社4年目
この会社を選んだ理由はなんですか?
前職では、リサイクルとは全く違った事業に関わっていました。 そこからの転職を考えた時、以前から環境問題や静脈産業(廃棄物の処理・処分、再資源化を担う産業を血液循環に例えた際の総称)の将来性に関心を抱いており、当社の「地域復興の最前線で事業を展開している」という点に強く惹かれました。 また、直接的には福島県浜通りという地域に貢献しながら、社会的な課題解決にも取り組むという、当社事業のスケール感に大きな魅力を感じています。
今の仕事のやりがいを教えてください。
自分からすると、この会社の入社は全く新しい分野への挑戦でした。それでも、これまでに培ったスキルを予想外の形で活かせた時に、大きなやりがいを感じました。 例えば、ドローンで現場の進捗を自動空撮して3Dモデル構築や測量を行ったり、Webデザインの知識でホームページを刷新したりなど…。自分のITスキルが、事業の推進に直接貢献できている実感があります。 また、複数企業が連携するコンソーシアム特有の複雑な会議運営においても、前職での調整経験を活かして円滑な進行をサポートできた時は、自分の経験が分野を越えて通用することに手応えを感じました。
今後の目標はなんですか?
今、私が目指しているのは、AIとの協働を当たり前にすること。このことにより、社員一人ひとりがより創造的な仕事に集中できる環境を築いていきます。 特に当社が取り組む地域復興のような複雑な課題には、人間の知恵とAIの分析力を組み合わせることが不可欠だと考えています。その実現のため、まずは私が先駆けてAI活用の成功事例を作り、その可能性と利便性を社内に広めていく、そんな役割を担っていきたいです。
あなたにとって大熊町はどんな街ですか?
この地域の最大の魅力は、困難な状況の中から未来を創り出そうとする「人のエネルギー」そのものだと、私は感じています。 震災と原発事故からの復興は、まだまだ道半ば。ですが、新しい企業の進出や未来への投資が活発に行われる中で、何よりも心を打たれたのは、そこで働く一人ひとりの「この町を良くしたい」という活気と熱意でした。 完成された魅力ではなく、これから「誰も見たことのない未来」を自分たちの手で創り上げていく。そんなダイナミズムの真っただ中にいられることが、この地域の何物にも代えがたい魅力だと感じています。

BENEFITS 福利厚生

住宅支援について

大熊町は現在、さまざまな企業誘致が進んでいます。こうした町の発展に伴い、住居の問題が解決されつつあります。行政側からの支援もありますので、安心して移住を目指していただける状態といえるでしょう。 当社でも住宅手当(10,000円〜20,000円、月額給与に含まれます)を定額的に支給、また住宅探しも全力でバックアップしますので、面接時などにお気軽にお問合せください。

遠隔地からの応募について

福島県や大熊町への移住に興味のある方、また高度な資源再生技術に興味のある方からのご応募を、広く受け付けています。遠隔地からご応募の方には、WEBでの面接対応も可能です。 面接の際には、働き方や仕事内容、待遇、勤務開始時期など気になることは遠慮なく ご質問いただける雰囲気をご用意します。

働きやすい環境づくりについて

当社では社内の快適環境づくりのため、以下の設備を完備しています。 ■男女別トイレ、男女別更衣室、個人用ロッカー、給湯室、休憩スペース、ドリンク自販機、ウォーターサーバー、コーヒーサーバー、社員食堂・カフェテリア、電子レンジ、冷蔵庫、洗面所、洗濯機 また、ドリンク(スポーツドリンク・お茶)の無料提供や、食事手配(お弁当配達。費用は個人負担)、清掃業者による定期清掃などもあり、より過ごしやすい会社空間を提供しています。 上記のほか、 時差出勤、時間単位の有給休暇取得、生理休暇取得なども可能です。飲み会もありませんので、オンオフの切り替えのしやすい環境でもあります。

FAQ よくある質問

県外からの移住者は在籍していますか?
現時点では、県外からの移住者はいません。 ただし、将来の事業拡大に向けて積極的に県外在住者の採用を進めていく方針ですので、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。