吸収と実践を繰り返し、目指すは“一人前”
僕が担当しているのは、ショベルカー(ユンボやバックフォーと称される重機)。畦畔(田んぼと田んぼを隔てる壁)を作るのが基本的な仕事です。重機を使うので、わりと大胆な作業と思われがちですが、実はかなり繊細…ゆえに難しく、毎回の現場でいかに完璧な形に仕上げるか、試行錯誤しています。畦畔は作付けした後も目に見えるものなので、見た目の美しさには気を遣いますし、工程の中には人の手加減や、オペレーターの腕に頼る部分も多く、高い技術が求められます。
この5年間は先輩から仕事の仕方や技術を習い、それを自分の中に落とし込んでどう現場で生かすか、吸収と実践の繰り返しでした。畦畔を作る仕事においては、ある程度できるようになりましたが、それ以外の仕事はまだまだ経験不足。場に応じた対応ができずに、先輩に言われて気づくこともあります。現場によって色々なことが起こった時に、自分が思いつかない、思いつけないことをいかにして減らしていくか。臨機応変に対応できるようになってはじめて“一人前”として認めてもらえるのかな、と思っています。会社に入ってから人間関係で悩むことが一切なかったので、そういう意味でも伸び伸び働かせてもらって、充実しています。
私生活ではみんなでドライブに行ったり、車の話をしたり…そんな時間がリフレッシュできるひとときです。夢は大きく、いつかマスタング(アメ車)に乗ること。同世代に比べると給料は高いので、いつか叶えたい目標として掲げておきます(笑)。