私たちの仕事は、単なるフェリー運航ではありません。
旅客輸送はもちろん、トラックや国際コンテナを運ぶ物流事業にも力を入れています。関西と四国をつなぐ重要な航路として、年間6万TEUを超える国際貨物を輸送し、陸上輸送だけでは対応が難しい特殊貨物の輸送も担っています。また、二酸化炭素(CO2)排出量をトラック輸送の約3分の1に抑えられる「モーダルシフト」を積極的に推進し、環境負荷の低減や、トラックドライバーの労働環境改善にも貢献しています。社会課題の解決にも取り組める、意義のある仕事がここにはあります。
さらに、ジャンボフェリーは観光の面でも重要な役割を担っています。2011年には、地域の皆様の支えによって、神戸~小豆島航路を16年ぶりに復活。オリーブ公園や二十四の瞳映画村、紅葉で有名な寒霞渓など、多くの観光資源を持つ小豆島への旅の玄関口となり、多くのお客様にご利用いただいています。2022年には新造船「あおい」も就航し、より快適で楽しい船旅を提供しています。今後も、観光・物流の両面で、地域に貢献しながら新しい可能性を広げていきます。