復興人材育成コーディネーター
令和6年の震災を経て、能登町は今「再生と創造」の歩みを進めています。本町の復興計画が目指すのは、10年後、20年後の子どもたちがふるさとへの誇りと愛情を持ち、自らの意志で暮らしを受け継いでいける「次世代が希望を持てる持続可能なまち」の実現です。
震災直後の調査では、9割以上の中高生が「復興に関わりたい」と願っています。一方で、その3割以上が「何をすればいいかわからない」と感じ、3割近くが「同世代や学校で将来のまちについて考えたい」と願いながらも、具体的な一歩を踏み出せずにいます。
そこで私たちは、中高生の「町のために何かしたい」という純粋な想いを形にするため、「復興」をテーマとした「探究活動」をまちづくりの柱に据えました。これは、単に震災の片付けを手伝うような「作業」ではありません。生徒たちが地域の大人や事業者と対話し、町の魅力や課題を自ら見つけ、未来の能登を自分たちならどう創るかを考え、行動するプロセスです。この活動を通じて、中高生は町の復興を「誰かにお願いするもの」ではなく、「自分たちの手で創っていくもの(自分ごと)」として捉えるようになります。
この取組から生徒たちの想いを確かな成長へとつなげ、まちの未来を共に創る『復興人材』を育てるため、私たちは産官学が連携する「のと未来共育協議会」を設立しました。本活動は、東京大学や日本航空(JAL)といったパートナーと協力し、世界に通じる知見やネットワークを活かしながら運営していきます。
協議会事務局メンバーにお願いしたいのは、このようなパートナーとの連携体制を最大限に活かし、外部の刺激を中高生の学びに変換して届ける「結節点」となることです。生徒一人ひとりの挑戦に一番近くで伴走しながら、共に新しい能登の未来を創り出す、そんな熱意ある仲間を募集します。