求む!より良い社会や地球の未来のため、心に「熱」を灯せる人
日本熱源システム株式会社

ABOUT 会社紹介

地球温暖化を止める、挑み続ける。この想いこそが私たちを突き動かす「熱源」なのです。

世界はいま気候変動がもたらす深刻な自然災害に悩まされています。 全世界が一丸となり掲げるカーボンニュートラル(CO2など温室効果ガスの排出をゼロにする取り組み) に向け、地球温暖化対策に取り組んでいますが、これはCO2だけを減らせばいいというわけではありません。 CO2の何千倍も温室効果が高いフロンにこそ、私たちは目を向ける必要があります。 2016年、モントリオール議定書は、2036年までの代替フロン85%削減を義務化。 環境先進国であるヨーロッパではフロンガスは厳しい規制の対象となり、自然冷媒へのシフトが本格化しています。 一方、日本では46%もの冷蔵倉庫で特定フロン「R22」が使用されているという事実…。 私たち日本熱源システムは産業用“自然冷媒”冷凍機のリーディングカンパニーとして、2050年、カーボンニュートラルの実現に向け、新たに製造ラインを拡充した滋賀工場を開設。 この滋賀工場から日本の自然冷媒シフトを加速させたいと考えています。 日本熱源システムの設立は1987年。 大手メーカーで技術者をしていた創業者が、関わってきたヒートポンプ(冷房と暖房の両方の機能を一台の機械に組み込んだもの)を国内に普及させようと独立し、大型ビルなどの冷暖房をつくる事業を始めました。 そして1999年、世界3大冷凍機メーカーの1つであるドイツのGEA社と技術提携したことを機に、冷凍機の事業へ本格的に乗り出していきます。 現在も冷凍機を中心に事業を展開する当社。 冷凍機というものと、社名にある熱源との言葉のギャップに興味を持たれる方も少なくありません。 「熱」という言葉に対しては、きっと多くの方が熱い温度帯をイメージされるのではないでしょうか。 これは0℃を基準にした考え方で、熱い・温かい温度帯はもちろん、-50℃も-100℃も熱であることに変わりありません。 温かいものも冷たいものも含めて、熱の源(みなもと)となる技術を追求する。 それこそが当社のアイデンティティであり、その熱を時代や環境に適合させながら、いい製品を開発し世の中に広めていく。 私たちの仕事は地球規模の環境問題にも関わる、とてもやりがいのある仕事です。 地球温暖化を止める、挑み続ける。 この想いに共感し、私たちと一緒に働いてくれる人たちのご応募をお待ちしております。

BUSINESS 事業内容

物流倉庫やメーカーの工場などの大型冷凍機に欠かせない“冷媒”を、最大で4,000倍もの温室効果があるフロン冷媒から自然冷媒へと置き換えるイノベーション技術を事業の核としてビジネスを展開。

自然冷媒のご提案(R22冷媒冷凍機の更新のご提案)
かつて冷凍機の冷媒として主流だったフロンガスHCFCの一つである「R22」冷媒はオゾン層を破壊する性質があるため、2020年1月から国内での生産が禁止されています。 再生冷媒の入手は認められているものの、冷媒価格は今後上昇していくことが予想されています。 こうした状況の中、依然として「R22」冷媒の冷凍機をお使いになっているユーザー様に、当社では「R22」に代わる冷凍機を提案しています。 用途や温度帯、使い勝手、お客様の優先事項などをお伺いした上で、具体的な提案を行なっています。 更新冷凍機の提案例 【空調用/R22冷媒ヒートポンプ】 ■R134a冷媒ヒートポンプ  ■アンモニア冷媒冷凍機「ブルーアストラム」 【産業用/R22冷媒冷凍機(冷却能力100kWまで)】 ■CO2冷媒冷凍機「スーパーグリーン」 ※温度帯 -45℃~+10℃(複数台設置によって容量は上げられます) 【産業用/R22冷媒冷凍機(冷却能力100kW以上2000kWまで)】 ■アンモニア冷媒冷凍機「ブルーアストラム」 ※温度帯 -15℃~+15℃ ■アンモニア冷媒冷凍機 ※温度帯 -40℃~+15℃ ■R448A、R449A冷媒冷凍機 ※温度帯 -40℃~+10℃ 物流倉庫やメーカーの工場などの大型冷凍機に欠かせない“冷媒”を、最大で4,000倍もの温室効果があるフロン冷媒からオゾン破壊係数0・地球温暖化係数1の自然冷媒へと置き換えるイノベーション技術を事業の核としてビジネスを展開する当社。 2016年には自然冷媒の一つであるCO2冷媒冷凍機「スーパーグリーン」を開発し、産業用分野での納入実績を広げ、また大型の分野では提携するドイツGEA社のアンモニア冷媒冷凍機「ブルーアストラム」を広めてきました。 これら2種類の冷凍機は、オゾン層破壊や地球温暖化に悪影響を与えない環境性能はもちろんのこと、従来のフロン機に比べて大幅な省エネを実現できることで高い評価を得ています。 自然冷媒冷凍機の需要の高まりに対応すべく、2023年には滋賀工場を増設し、量産体制を確立。 滋賀工場の完成により、脱炭素社会を目指す私たちの取り組みもさらに加速していきます。
滋賀工場(日本熱源システムのメイン工場)
冷凍機の設計、製造、実験施設を備え、自然冷媒冷凍機の開発や普及に努める当社のメイン工場です。 CO2冷媒冷凍機「スーパーグリーン」や、大型のアンモニア冷媒冷凍機「ブルーアストラム」など、当社を代表する2つの冷凍機の生産能力を滋賀工場では3倍へと拡大させています。 製造ラインの拡充に加え、工場内には「遠隔監視センター」を設置。 納入した冷凍機の稼働状況や運転データを確認することができ、万が一不具合があった場合は、最寄りのサービスセンターのスタッフが早急に対応する体制を整えています。 また、「実験用冷凍冷蔵倉庫」にはCO2冷凍機の実験機を設置し、稼働状況の実験を行なっています。 最大で-50℃まで対応し、1台の冷凍機で冷凍・冷蔵の4つの温度帯に使い分けることが可能。 見学の際、実際に冷凍冷蔵庫の中に入って稼働状況を確認することもできます。 さらに、お客様とゆっくり打ち合わせが行なえる「ショールーム」をご用意し、工場内を隅々まで見学できるツアーも実施。 お客様の声に耳を傾け、最適な冷凍システムをつくり上げていきます。 当社はメーカーでありながらも、単に製品を生み出すだけではなく、冷凍・冷蔵や空調に欠かせない“熱の源”となる技術を追求し、それによって社会を良くしていきたいと考えています。
メンテナンスサービス
当社では、全国のお客様のメンテナンスを自社のメンテナンスチームと、各地にある協力会社でカバーしています。 「北海道サービスセンター」「帯広サービスステーション」「東日本サービスセンター(東京)」「滋賀工場」「大阪支店・工場」「広島サービスステーション」「九州支店」には、自社のサービスマンが常駐するほか、圧縮機をはじめバルブなど必要な機器や部品をストックしており、緊急の事態にも即座に対応できる体制を整えています。 また、GEAグループの技術者との交流および研修を実施し、先進技術の取得およびメンテナンス技術の向上を図り、お客様に満足していただける技術の維持に努めています。 全国7箇所にある当社のメンテナンスチームと拠点により、いつでもサービスコールをお受けする体制をしいています。 さらに北海道から沖縄まで協力会社によるメンテナンスネットワークがあります。 サービスセンターでサービスコールに対応するほか、メンテナンスセンターでの圧縮機開放点検、予備の圧縮機を含め主要機器の保管なども行なっています。 滋賀工場には圧縮機のオーバーホールができる設備もあります。
熱のネットワーク化
CO2冷凍機で冷却するだけでなく、これまで大気に放出していた排熱を利用して、温水をつくったり、冷凍冷蔵庫内のクーラーの除霜に用いるブラインを昇温したり、荷捌き室を除湿するデシカント空調機の熱源に利用するシステムの導入を進めています。 加えて、化石燃料を燃焼させるボイラーに代わる装置として、80℃以上の温水を生成できるアンモニア冷媒のヒートポンプの導入を進めていきます。 熱のネットワーク化とは、冷凍機やヒートポンプを組み合わせて、余っている熱を相互に融通したり再利用したりすることで、さらなる省エネを図っていくシステムで、これによって工場などの事業所単位、地域熱供給などで大きなメリットを生み出し、本当の意味でのSDG’sや持続可能な社会の構築が可能になります。 当社が次なる目標として捉えるのがこの「熱のネットワーク化」です。 メーカーとして製品をつくるだけではなく、私たちはトータルで熱のソリューションを提供できる企業を目指しています。

BENEFITS 福利厚生

諸手当

通勤手当(上限5万円/月)、住宅手当(1~2万/月)、役職手当、時間外手当、資格手当、出張手当

休日休暇

年間休日125日、完全週休二日制(土曜・日曜)、祝祭日、夏季休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、年次有給休暇

加入保険

雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、

その他福利厚生

退職金制度、資格取得奨励制度、リゾートトラスト株主優待、健康診断、産前産後休暇、育児・介護休暇 ■リゾートトラスト株主優待 リゾートトラストが管理する会員制リゾートホテル「エクシブ」の株主優待がありますので、高級ホテルでの宿泊やお食事を割引価格でご利用になれます。 ■奨励資格 ●管工事施工管理技士(1級・2級) ●冷凍機責任者資格(第1種~3種):冷凍サイクルに関する知識が詰まった資格で、入社間もない社員に奨励しています。 ●資格取得に関わる費用は会社が負担いたします。 ■技術研修 当社が業務提携するドイツのGEA社などヨーロッパのメーカーを訪れ、現地で技術や知識を学ぶ海外研修や、海外のエンジニアを国内に招いて各機種の選定ソフトの使い方やメンテナンスのトレーニングなどを実施しています。 ■語学研修 ビジネスイングリッシュの精度を上げるため、年に数人単位で海外への語学研修も行なっています。 ■滋賀工場限定 ●昼食代を一部補助 ●地元滋賀県のプロバスケットボールチーム「滋賀レイクス」をスポンサードしているので、年間のシーズンチケットで観戦できるほか、団体観戦なども年に数回行なっています。

FAQ よくある質問

移動や転勤はありますか?
総合職採用となるため転勤や移動はあります。 ただし、大手企業のような数年単位で各地へ移動することはありません。 当社の場合、例えば他のエリアに新しい拠点を立ち上げた際にスタートアップのメンバーとして行ってもらい軌道にのったら戻ってきてもらう、という感じになります。
入社までに勉強しておいたほうがいいでしょうか?
入社後に研修を行なうので特段ありません。 本人の自主性に任せる部分となりますが、強いて言うなら「冷凍機械責任者」や「冷凍サイクル」に関する知識があると仕事の理解が早くなると思います。
入社後、どういった研修がありますか?
新入社員研修のほか、選抜メンバーとして技術研修として海外の業務提携先を訪問したり、海外からエンジニアを招いて各機種のメンテナンスなどについてトレーニングを受けたりすることがあります。 また、ビジネスイングリッシュの精度を上げるための語学研修などもあります。
テレワークで勤務することは可能ですか?
製造や現場での仕事が多いため、当社ではテレワークの制度を基本的には設けていません。 ただし、営業や管理部門などにおいては、ご家庭の事情など(子どもが熱を出したなど)によりテレワーク勤務をするケースもあります。