自然冷媒のご提案(R22冷媒冷凍機の更新のご提案)
かつて冷凍機の冷媒として主流だったフロンガスHCFCの一つである「R22」冷媒はオゾン層を破壊する性質があるため、2020年1月から国内での生産が禁止されています。
再生冷媒の入手は認められているものの、冷媒価格は今後上昇していくことが予想されています。
こうした状況の中、依然として「R22」冷媒の冷凍機をお使いになっているユーザー様に、当社では「R22」に代わる冷凍機を提案しています。
用途や温度帯、使い勝手、お客様の優先事項などをお伺いした上で、具体的な提案を行なっています。
更新冷凍機の提案例
【空調用/R22冷媒ヒートポンプ】
■R134a冷媒ヒートポンプ
■アンモニア冷媒冷凍機「ブルーアストラム」
【産業用/R22冷媒冷凍機(冷却能力100kWまで)】
■CO2冷媒冷凍機「スーパーグリーン」 ※温度帯 -45℃~+10℃(複数台設置によって容量は上げられます)
【産業用/R22冷媒冷凍機(冷却能力100kW以上2000kWまで)】
■アンモニア冷媒冷凍機「ブルーアストラム」 ※温度帯 -15℃~+15℃
■アンモニア冷媒冷凍機 ※温度帯 -40℃~+15℃
■R448A、R449A冷媒冷凍機 ※温度帯 -40℃~+10℃
物流倉庫やメーカーの工場などの大型冷凍機に欠かせない“冷媒”を、最大で4,000倍もの温室効果があるフロン冷媒からオゾン破壊係数0・地球温暖化係数1の自然冷媒へと置き換えるイノベーション技術を事業の核としてビジネスを展開する当社。
2016年には自然冷媒の一つであるCO2冷媒冷凍機「スーパーグリーン」を開発し、産業用分野での納入実績を広げ、また大型の分野では提携するドイツGEA社のアンモニア冷媒冷凍機「ブルーアストラム」を広めてきました。
これら2種類の冷凍機は、オゾン層破壊や地球温暖化に悪影響を与えない環境性能はもちろんのこと、従来のフロン機に比べて大幅な省エネを実現できることで高い評価を得ています。
自然冷媒冷凍機の需要の高まりに対応すべく、2023年には滋賀工場を増設し、量産体制を確立。
滋賀工場の完成により、脱炭素社会を目指す私たちの取り組みもさらに加速していきます。