「緑と共生するまちづくり」を行う企業として30年以上の歴史
ミドリ環境建設株式会社

ABOUT 会社紹介

インフラ整備で「東北・福島の発展の一翼を担う」という原点へ

令和の現在、さまざまな場所に見られる“法面”(切土や盛土により作られる人工的な斜面)のコンクリートによる保護は、耐用年数などの問題あるいは震災などの災害の影響もあり、そのメンテナンスの重要性・緊急性が叫ばれています。 建築・土木の業界で東北・福島の発展の一翼を担ってきた100年企業・庄司建設工業株式会社。その子会社として、主に法面処理(人工的傾斜面や自然斜面の保護・強化・安定化を図る工事)および緑化工事のスペシャリスト企業・ミドリ環境建設株式会社は誕生しました。 当社自体も既に創業から30年以上が経ち、「緑と共生するまちづくり」を行う単独の企業として長い歴史を刻むことができました。 2011年の震災からの復興事業においては、法面の崩落の危険性をいち早く防ぐとともに、南相馬を中心とした相双地区で各種の土木工事を請け負い、町の復興・新生に貢献してまいりました。 復興に関わる事業が一定の成果を果たした現在は、樹木の植栽、庭園・公園・緑地等の苑地を築造していく造園工事にも注力。当社の社名にある“ミドリ=自然”を守ることにも軸足を置きつつ、東北・福島の発展の一翼を担うという原点へと立ち返っています。

BUSINESS 事業内容

当社が携わる工事について
緑化工事部門の専門部門としての分社・独立化からはじまった当社は、主に以下の各種工事を請け負い、福島の発展および震災からの復興・新生においてその技術力を発揮してきました。 【法面工事】人工的傾斜面や自然斜面が崩壊・落石しないように、保護・強化・安定化を図る工事です。法面上に植物を育成することで安全だけでなく美しい景観も保全します。 【造園工事】整地や樹木の植栽を行い、庭園や公園、緑地等の苑地を施工・維持管理します。樹木や草花を扱い、そこで過ごす人をイメージした空間を作る魅力のあるお仕事です。 【その他の土木工事】道路工事やトンネル工事など、地面に関わるさまざまなものの建設・修繕を行なう工事です。

WORK 仕事紹介

土木施工技術者
☆主に南相馬市を中心とした、相双地区の復興に関わるインフラのお仕事(一般土木・法面・造園)でお持ちのスキルを活かしていただきます。 <具体的には> ☆土木工事現場における、法面(=のりめん)緑化工事などの施工に必要な管理業務をお任せ ・工程管理 ・安全管理 ・施工管理 ・出来形管理 ・品質管理 ・上記に関わる書類作成・事務処理 など ※原則、車などで現場に直行いただき、現場作業終了後にオフィスにて事務処理を行なっていただく流れです。 ☆元請け業者として、主に下請け業者への指示出しがメインとなります。 ☆現場の作業員が効率よく働けるよう段取りをしていただく仕事です。 ☆当社業務としては、土木工事のほか緑化工事・造園の比率も高まっています。
土木工事スタッフ
☆主に南相馬市を中心とした、相双地区の復興に関わるインフラのお仕事(一般土木・法面・造園)での現場作業をお任せします! <具体的には> ・土木工事現場における、法面(=のりめん)緑化工事などの施工 ※原則、車などで現場に直行いただき、現場作業終了後にオフィスにて事務処理を行なっていただく流れです。 ☆当社業務としては、土木工事のほか緑化工事・造園の比率も高まっています。

INTERVIEW インタビュー

取締役社長・相良 政博
ご自身の経歴をお聞かせください。
私自身、生まれも育ちも、現在の住まいも南相馬の小高区です。一時期、大学で造園を学んでいた期間は東京に住んでいましたが、卒業後すぐ(親会社の)庄司建設工業株式会社に入社したこともあり、学生の期間以外はずっと南相馬で生活してきましたね。 造園に関することを学んできた部分を評価してもらって、ミドリ環境建設株式会社の立ち上げから携わることになりました。あれからもう30年以上の時間が経って、震災を含めいろんなことがありましたけど、大学時代に学んだことをベースに仕事ができていたり、いまだに同じ業界で大学時代の友人たちとのつながりがあったりなどはありがたいことですね。
南相馬の現状をどのように思いますか?
やっぱり海を見た時に、いろいろと感じることはありますね。かつて見ていた松林がすべてなくなって、今は防波堤ができました。私が子どものころから見ていたような景色に戻るのは難しいでしょうし、暮らしを守るためには致し方ないこととはいえ、やっぱりちょっと寂しい感じがするのも本音のところですね。 そんな中、南相馬市全体の復興に関しても考えるところがあります。南相馬市の中でも、原町区と鹿島区といった北の区画のところに関しては、ほぼほぼインフラも整ってきましたし、生活にもほとんど困らない状況なんです。人口も、震災前に近いレベルに戻っています。 でも私が住んでいる小高区は、まだ人口が3分の1ぐらいしか戻ってきていないですし、まだちょっと全面的な復興には程遠いのかなっていう印象はあります。 私どもの今の仕事としては、福島全体を復興に導くため、インフラの全面的なメンテナンスをやらなきゃならないっていうのが課題。小高区や南相馬市に限らず、福島全体を完全に復興した形に導いていくための、大切な仕事なんだと思って取り組んでいます。
この仕事を長く続ける秘訣を教えてください。
一つの会社や仕事で長く勤められるかどうかというのは、要はやりがいがあるかどうかだと思うんですよね。その仕事に対してやりがいがあれば、あるいは「やりがいを“見つける”」ことができれば、長く続けられるんだと思いますよ。 ウチの仕事で言えば、例えば一本の木を植えるにしても、この木がなんという名前で、どういう育ち方をしていくのかみたいなことを思い描ければ、おのずとやりがいもできてくる。法面工事にしても、道路を通りながら「ちょっとここは落石が危ないよね」「あの石ちょっと落っこってきそうだよね」なんて考えることが重要な話だったりする。 ふとした瞬間の気持ちや考えを、仕事に結びつけることができれば、やりがいもおのずとついてくるのかなっていう感じはしますね。 そういう意味でも、ウチの会社は、創業時から変わらず勤め続けてくれている人もいるくらい、やりがいを感じながら長く勤められる環境だと思っています。

BENEFITS 福利厚生

住宅支援について

南相馬市に県外から移住される場合、「移住推進住宅支援事業補助金」や「住宅購入等世帯定住促進事業奨励金」の支給、「地域対応活用住宅(市営住宅)」の提供など、行政側から手厚い支援があります。 当社としても、親会社(庄司建設工業株式会社)の運営する不動産業者があり、住宅探しなどを全力でバックアップ。アパートなどの賃貸住宅に入居される場合は、家賃補助を行います。詳しくは面接時などにお問い合わせください。

遠隔地からの応募について

当社のインフラ整備・緑化工事、あるいは福島復興への興味をお持ちの方を広く募集しています。 面接は現地見学も兼ねて対面面接にて実施します。初回の面接を電話やWEBにて対応することも可能です(この場合、改めて現地にお越しいただく機会を設けます)ので、お気軽にご応募ください。

資格取得支援について

土木施工管理技士(1級、2級)をお持ちの方が活躍できる環境です。この取得をお持ちの方には資格手当を支給するほか、資格取得を目指す方には取得費用を全額補助、また外部研修も受講いただけます。 上記以外にも、造園施工管理士、造園技能士なども資格取得支援および資格手当の支給対象となります。

FAQ よくある質問

どのようなスタッフ構成ですか?
現在の当社では、40~60代の7名のスタッフが活躍中です。このうち、半数は創業時あるいは1~2年に入社された方、残りの半数も中途入社から長く活躍いただいている方です。 また、女性スタッフ1名(40代)も在籍しており、造園(あるいは自然や植物など)に興味をお持ちの方であれば、性別不問で活躍できる環境です。
県外からの移住者は在籍していますか?
現時点では、県外からの移住者はいません。 ただし、将来の事業拡大に向けて積極的に県外在住者の採用を進めていく方針ですので、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

RECRUIT 求人情報

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