リスキリング型SES 「学び直し × 働き方の再設計」
株式会社ラスターワークス

ABOUT 会社紹介

\IT人材不足解決カンパニー/ 「SESエンジニア × リスキリング」で労働流動性を高め、AIコーディングの普及を促進すれば「IT人材不足の解決」と「内製化の促進」を実現できると考えています。

経済産業省のDXレポートに基づく2030年のIT人材需給予測は、高位シナリオでは「192万人必要ー113万人供給」で不足数は約79万人、中位シナリオでは「必要数144万人ー供給数113万人」で不足数は約31万人、低位シナリオでは「必要数127万人ー供給数113万人」で不足数は約14万人となっています。また、同レポートでは「データのブラックボックス化の原因は、Sier任せにあるので、内製化を進めるべき」と指摘しています。まとめると「①IT人材不足の解決」と「②内製化の促進」が課題であると提言しています。 【①IT人材不足の解決】 当社では、2024年初頭から全エンジニアにGitHub Copilotのアカウントを付与しました。実戦投入して効果測定したところ、何と工数を75%に圧縮できたのです。つまり、中位シナリオで計算すれば、AIコーディングが普及すれば必要人材数は「144万人×0.75」で108万人程度に抑えられ、供給113万人とバランスが取れるのではと考えています。 しかし、AIコーディングが普及しない原因の一つに「SESエンジニアは、実案件でAIコーディングを経験できる機会が少ない」というものがあります。当社の場合、受託開発(請負契約)であるため、成果物に責任を負っているので、お客様に「当社が成果物に責任を持つので導入させて下さい」とお願いしやすいのです。そこで、SESエンジニアとして当社で働きながらリスキリングに取り組んでもらい、リスキリング終了後は、受託開発の仕事の就いてもらい実案件でAIコーディングを経験してもらう。そうする事で、AIコーディングの普及が進み、その結果、IT人材不足を防げると考えています。 【②内製化の促進】 大手エンドユーザーとの直接取引が多いのですが、お客様から、エンジニアの採用に苦戦していると言う話しを聞きます。苦戦する原因の一つに、大手企業の応募資格は高卒不可が多いという点があるように思います。この応募資格によって有効応募がかなり減るので、苦戦するのも当然です。これでは、内製化も進みません。そこで、SESエンジニアとして当社で働きながらリスキリングに取り組んでもらい、サイバー大学で学位を取得、学位取得後に大手企業への転職を支援すれば、内製化を促進できると考えました。当社が学費を半額支援しますので、サクッと学位を取得しませんか。

BUSINESS 事業内容

\リスキリング型SES/ 「IT人材不足の解決」と「内製化の促進」を実現するために開発された当社オリジナルの事業モデルです。リスキリング型SESにチャレンジしたいエンジニアを募集中です。

リスキリング型SES
「リスキリング型SES」という言葉は当社の造語で、おそらく初耳かと思いますが、24年間続けてきた受託開発の強み、当社代表が大学院で研究したリスキリングやDXの知見、さらに新SESが提唱する「案件選択制度」や「単価評価制度」これらを融合させた形です。「①受託転籍保証コース」と「②サイバー大学学費支援コース」があります。 【①受託転籍保証コース】 入社後2~3年はSESエンジニアとして就業してもらい、その後、受託開発事業部に転籍してもらいます。 ◎リスキリングの内容 ・SESエンジニアの期間中に、受託開発へ適応するための受託開発勉強会を開催します。(参加任意) ・SESエンジニアの期間中に、AIコーディング勉強会を開催します。(参加任意) ※希望者には、費用会社負担で、AIツールのアカウントを付与します。 ◎ 得られるもの ・小〜中規模案件の受託開発案件に参画できるようになります。 ・AIコーディングを実戦で活用できる機会が増えます。 ・転籍後は生涯フルリモート勤務ができます。 ※社会全体が出社回帰へ向かっておりますが、当社の受託開発部門であれば、生涯フルリモートを実現できます。 【②サイバー大学学費支援コース】 入社後、SESエンジニアとして就業しながら、サイバー大学で学んでもらいます。学費の半分を会社で負担します。6ヵ月の平均単価が60万円を超えた時点で、学費の半額受給資格を得る事ができます。卒業後、内製チームで働きたい方は大手エンドユーザーへの転職を、大規模案件元請チームで働きたい方は大手Sierへの転職を目指してもらいます。 ◎リスキリングの内容 ・高卒の方が大卒を目指して、文系大卒の方が理転を目指して、理系大卒の方がコンピュータサイエンス習得を目指してサイバー大学で学びます。 ◎転職支援の内容 ・当社は有料職業紹介の許可を受けていますが、自社社員を紹介する事は禁じられています。ですから、転職支援の内容は、キャリア相談に乗る事や、推薦状を出す事となります。 ・転職活動が上手く行かない場合、気持ちが変わった場合は、当社で働き続ける選択も歓迎します。 ◎ 得られるもの: ・学歴とスキルの両面からキャリアを再構築できます。 ・学ぶ習慣がしっかりと身につきます。 両コース共に、SESエンジニアとして就業中は「案件選択制度」と「単価評価制度」が適用されます。

WORK 仕事紹介

2001年の創業から今日まで常に「半歩先の技術」に取り組んできました。そんな環境だからエンジニアも成長できます。お客様も「ラスターワークスさんなら大丈夫だよね」と信頼して新しい技術を任せてくれます。

「モダンなシステム」×「スクラム」×「AIコーディング」
当社は常に「半歩先の技術」に取り組んできました。「スマホアプリ」は2009年から、「機械学習(TensorFlow)」は2017年から手掛けています。そして「モダンなシステム」はDXグランプリ2022に輝いた大手企業のDX推進案件の中で、2018年から手掛けています。周囲から「ラスターワークスは新しい技術に強い」という評価を得ているため、新しい技術にチャレンジする機会をいただく事ができています。 そんな当社が、現時点で半歩先として捉えているのが、「モダンなシステム」を「スクラム」で開発し、かつ「AIコーディング」を取り入れる組合せです。この組み合わせに実績を持つ開発会社はまだ少ないですが、当社は既に2025年の初頭から手掛けています。 ◎モダンなシステム 経済産業省がDXの啓蒙活動を始めたのは2018年です。当時は、DXの認知度も低かったのですが、今では、どなたでもご存じです。2024年に経済産業省が「ソフトウェアモダナイゼーション委員会」と「レガシーシステムモダン化委員会」を設置しました。「システムのモダン化」とは、DXで必要になる俊敏性を実現する為の開発環境を土台にしたものです。これらの委員会が設置された事からも、経済産業省による「モダンなシステム」の啓蒙活動が始まるものと思われます。DX同様に認知度も高まることでしょう。 ◎スクラム 今までのIT活用は、紙の伝票で行っていた経費精算をスマホでできるようにするなど、業務の効率化に主眼を置いたものでした。紙で行われていた仕組みをITに置き換えるだけですから、開発規模を見積もりやすいので、ウォーターフォールによる開発が可能でした。しかし、DXの場合、置き換え対象になる過去の仕組みは存在しませんし、試行錯誤しながら、新たな価値を生み出す事が目的なので、ウォーターフォールは適しません。つまり、DXは「過去の焼き直し」ではなく「ゼロから価値を生む挑戦」ですから、スクラムが選ばれる事になります。 ◎AIコーディング モダンとスクラムは、DXとの関連性が深い事柄ですが、AIコーディングは、ソフトウェア開発の生産性向上に関する事柄です。当社受託開発部門の開発業務の中でGitHub Copilot使い、開発工数を75%に圧縮できたお話しは前述の通りです。単純な製造工程の仕事は減少するものと予想しています。
「モダン × スクラム × AIコーディング」に取組んでみた
私は、入社16年目のエンジニアでN.H.と申します。前職はSESエンジニアで、普段一緒に仕事をしていない上司から評価を受ける事に納得感を持てず、当社に転職しましたが、最初はついていくのが大変でした。受託開発はSESと比べて責任が重いので、慣れるのに2~3年はかかりました。しかし、今では代表から「トップクラスのエンジニアだね」と評価をもらえるぐらいに成長することができました。そんな私は、現在、「モダン×スクラム×AIコーディング」の案件に取組んでいるので、実際にやってみて感じたことをお伝えします。 ◎モダンなシステム 技術選定から入ったのですが、スクラムマスターを始めとしてメンバーも先端技術志向が強く、技術スタックはこのようになりました。 ― frontend:typescript、astro、svelte、melt-ui ― backend:typescript、NestJS、drizzle、vitest ― lambda:typescript、hono、drizzle 新しい技術を素早く習得するスキル(秘技)が必要になります。秘技は、私を始めとする先輩エンジニアが伝授します。 ◎スクラム リモートワークなのですが、スクラムですからZoomを常時接続しています。常にチームの誰かとコミュニケーションをとっている状況が続くので気が休まりません。一人でじっくり考えたいと思う事が多いです。 ◎AIコーディング 当社では、2024年初頭から全エンジニアにGitHub Copilotのアカウントを付与しました。若手エンジニアからの提案に応じて、即導入しました。効果を吟味してから導入するのでは無く、新しい技術はまず試してみるのが当社の社風です。導入時は懐疑的だった私ですが、今では「もう手放せない」と思うようになりました。若手の提案を素直に取り込んで良かったです。

INTERVIEW インタビュー

代表取締役 石躍 胤臣  (いしおどり たねおみ)
24年間受託開発一本でやってきて、今年から初めてSESに取り組むとお聞きしています。今までSESをやらなかった理由は何ですか。
今まで、SESをやらなかった理由は、エンジニアの育成環境として受託開発の方が優れていると思い込んでいたからです。SESが嫌になって当社に応募してくる方から「普段一緒に仕事をしていない上司から評価されるので納得感を持てない」といった意見を聞いてきたので、なおさら思い込みが強くなっていました。しかし、昨年暮れに偶然「新SES」という考え方に出会い、「案件選択制度」や「単価評価制度」といった工夫で、SESは改善できると知りました。それをきっかけに、私もSESに本気で取り組んでみようと決意しました。
率先垂範で、トップ自らが学ぶ姿勢を見せるべきではないかと思うのですが、代表はリスキリングに取り組んでいらっしゃいますか。
リーマンショクの時に業況は最悪になりました。その時、いつか時間の余裕ができたら、金融や経済について学び直したいと思いました。そして、コロナ禍になり、学び直しのチャンスと考え、SBI大学院大学に入学し、MBAを取得しました。大学院では、インターネット総研の藤原先生からDXを学び、トレンドマイクロ初代社長の吉田先生の指導のもと、リスキリングに関する事業計画を策定しました。 私は勉強が苦手なので、一週間に20時間ぐらい勉強しないとついていけませんでした。社長業をやりながらの大学院というのも中々大変でしたが、得たものは大きかったです。なんとか2年で卒業できましたが、とにかく入学してしまうこと、何が何でも2年で卒業するぞと決意すること、この2つが秘訣だと思います。 大学院に行ったことで、良い学習習慣が身に付きました。卒業後も経営者向けの塾に通ったり、本を読んだりといった方法で学習を継続しています。
SESより受託開発の方が難しいというイメージを持っているのですが、具体的にどういう違いがあるのか教えていただけませんか。
そうですね、簡単に説明するのは難しいのですが、営業面、契約面、開発面、3つの観点から大まかに説明します。 ◎営業面 SESは人材の仕様がスキルシートにまとめられます。スキルシートが商品カタログのようなもので、その商品カタログ(スキルシート)を複数のお客様に提案できます。受託開発の場合は相手合わせなので、お客様の要件に合わせた(分厚い)提案書を作成する必要があります。目的を理解しているアピール、工数見積もり、技術選定、インフラ設計、セキュリティー対策などの総合力が必要で、スキルシートとは大違いです。 ◎契約面 SESはエンジニアが費やした時間に対して対価が支払われ、受託開発は成果物に対して対価が支払われます。成果物が気に入らない場合は、対価をもらえない可能性もあるので厳しいですよね。 ◎開発面 SESの場合、お客様も同業者のケースが多いですから「仕様が増えれば、費用・期間も増える」とか話しが通じやすいです。エンドユーザー相手の受託開発ですと、コミュニケーションの難易度が上がります。その他にも、進捗管理や品質管理といった総合力が求められます。
GitHub Copilotを実戦に投入済みとお聞きしていますが、今後、他のAIツールを実戦に投入する予定はありますか。
現状はGitHub Copilotを全社で導入し、実案件での生産性向上データを継続的に収集していますが、今後はこれに加えて「Claude Code」の活用も検討しています。Claude Codeは、文章理解力に優れたClaudeシリーズの強みを活かし、Copilotとはまた違った観点でのコーディング支援が期待できるため、エンジニアの選択肢を増やす意味でも試験的に導入していく予定です。これにより、AIの強みを最大限活かしながら、エンジニアがより創造的な領域に時間を使える環境を整えていきたいと考えています。
代表はお話しが上手いので営業出身に見えますが、技術にもお詳しいですね。どんなキャリアを歩んでこられたのですか。
金融系システムを手掛けるSierなどで、PG→SE→PM→営業を経験。その後、ITコンサルタントとして独立し、2001年に株式会社ラスターワークスを設立しました。ですから、技術者出身です。 今後は、「IT人材不足を解決し、エンジニアと社会を幸せに」と言うビジョンを実現するために、まずは、リスキリング型SESを軌道に乗せ、その次は、IT人材の教育事業を手掛けたいと考えています。

BENEFITS 福利厚生

★給与例/基本的な制度★

■給与例 ★入社3年目 Aさんの場合 月給: 48万円 年収: 618万円 人月単価80万円のプロジェクトで活躍中。経験と実績を正当に評価し、安定した収入を得ています。 ★入社1年目 Bさんの場合 月給: 37万円 年収: 464万円 人月単価60万円のプロジェクトに参加。未経験からでも、着実にスキルアップしながら高収入を目指せる環境です。 ■各種社会保険完備 ・健康保険(ITS健保)/厚生年金保険/雇用保険/労災保険 ■交通費支給 ・上限50,000円/月 ■定期健康診断

★慶弔制度★

■結婚祝い金 ・50,000円支給 ■出産祝い金

★友達紹介制度★

■リファラル手当 ・紹介者に30万円支給

★SES事業ならではの制度★

■月給保証制度 ■下限保証制度 ・所定休暇取得等で下限時間を下回っても賞与額を保証 ■懇親会補助制度 ・懇親会費の全額補助+交通費補助(3,000円まで)

FAQ よくある質問

リスキリングって何ですか?
リスキリングとは、AIやDXの進展によって必要とされるスキルが大きく変わる中で、「新しいスキルを学び直して身につけること」を意味します。 2020年のダボス会議(世界経済フォーラム)で「リスキリング革命」が提唱され、世界中で重要性が認識されるようになりました。 当社では、こうした時代の流れに合わせて、SESという形態にリスキリングの要素を組み込み、働きながら学び直しができる「リスキリング型SES」を提供しています。これにより、エンジニアとしての市場価値を高めつつ、将来的には受託開発部門や大手企業へステップアップできる環境を整えています。
「①受託転籍保証コース」を選択した場合、SES事業部から受託開発事業部への転籍時に試験審査等があるのでしょうか?
転籍時に試験審査等はありません。SESエンジアとしての当社での就業期間が2年を超えれば、就業中案件のきりがいいタイミングで無条件に転籍できます。
リスキリングの手段としてサイバー大学を選んだ理由は何ですか?
当社がリスキリングの手段としてサイバー大学を選んだ理由は、社会人が働きながら無理なくITやデータサイエンスを体系的に学べる、日本唯一の「通信制の4年制大学」だからです。 リスキリング型SESでは、現場での実践だけでなく、学位という形で確かな学びを証明できる環境を用意することが重要だと考えています。サイバー大学なら、基礎から最新の技術動向まで幅広く学べるカリキュラムが整っており、キャリアの再構築や大手企業へのステップアップを目指す方にも最適です。当社は、こうした学び直しを支援しながら、エンジニアが一歩先のキャリアを描ける仕組みを提供しています。
サイバー大学卒業後、すぐに転職してもいいのですか、何か縛りはありますか?
縛りは一切ありません。例えば、入学して一年後に退職した場合でも学費支援金の返還は求めません。この場合、当り前ですが、退職後の学費は支援しません。
SESエンジニアとして就業中は「単価評価制度」が適用されるとの事ですが、還元率は何%ですか?
新SESの基準で表現すると、還元率は75%になります。売上の75%が還元金額となり、この中から、給料、賞与、交通費、社保会社負担分を捻出します。また、売上の25%が会社取分となり、この中から、本部運営費、リスキリング費、営業利益を捻出します。