創業時から守り続けているものを次世代に繋げていくために。

葛城興産株式会社　

創業1947年 大阪船場で「糸屋さん」と といえば、葛城さんと 親しみいただいた 縫製業から初代社長が 商売をスタートさせた ことがわたしたちの始まり。 国内外で需要が高まる中 全国の名だたる 紡績メーカー各社と お取引をし発展してきました。 その後、グローバルに販路を広げ 海外にも支店事務所を出し 様々な企業各社様と色んなアイデアを 出し合いマーケットインの考えの中で 事業を進められたことが 現在に至っているのだと考えています。 しかし 時代は変わりゆくもの。 そしてまた 社会情勢の変化も起こりうるもの。 どんな状況下となっても わたしたちはクライアントが 求めるものは何かと考え続け 世の中にあふれるありとあらゆる 商品製造の先端を担って参りました。 2000年代初頭 ファストファッションの台頭により 繊維需要に陰りがみえた時代もありました。 当時、倉庫が一つ大きく空いたところに ある国内トップの有名運送業の方が 弊社に来られた際に、先方と会話をする 流れの中で、ある新しいビジネスモデルの 話に行きつきました。 コンビニエンスストアFC店舗運営事業。 都心は既に出店も多くあったのですが この船場という商人の場所において、また オフィス街という立地においては まだまだ出店がありませんでした。 当時の二代目社長は決断をします。 1995年に1号店としてＦＣ運営として スタートさせることに決めたのが 今のファミリーマート瓦町店です。 今では当たり前のようにありますが オフィス街でコンビニなんて 通じないと言われ続けてきた中で 先駆けて出店を決めて動かしたのが 当社が最先端だったと考えています。 繊維業として、街に愛され、御取引先に愛され、 新しい事業の柱としてコンビニ事業を スタートすることができました。 2007年には2号店3号店と 徐々に出店を増やし事業の軸としてきました。 そして2018年が大きなターニングポイントに なったことは後述させていただきます。 実はある日、この船場という商人の町に 国内トップのホテル運営企業の 担当役員の方が弊社に来られたことがありました。 新しくこの街に、ビジネスホテルを建てたいんだ。 そのご挨拶ということで来社いただきました。 実はそのご挨拶が、次の時代を作るキッカケと となったことは今でも覚えています。