葛尾村から多くの方へ幸せを運ぶ、「胡蝶蘭」の栽培・販売
かつらお胡蝶蘭合同会社

ABOUT 会社紹介

「幸せになるきっかけを与える花」の栽培・販売に携わりませんか?

冠婚葬祭やお祝いの席、開店や周年などの贈り物として…。 「幸せが飛んでくる」「純粋な愛」という花言葉に表れるように、非常に縁起が良く、日本では冠婚葬祭などの場に欠かせない花・胡蝶蘭(コチョウラン)。 華やかで気品にあふれた美しい佇まいは、人生のセレモニーをより一層、華やかなものにしてくれます。 そして送る方・送られる方、どちらにも幸せになるきっかけを与える花―。 2017年1月に設立された当社は、代表の松本政美を中心として3農家と1法人で立ち上げ、村によって加速化交付金を用いて整備された600坪の栽培施設で胡蝶蘭の育成販売を行っています。 本来、胡蝶蘭は暖かい場所で生育する植物。 この事業規模で胡蝶蘭事業を行っているのは、当社が本州最北です。 これまでは、首都圏に出荷された胡蝶蘭が陸送で東北に出回っていましたが、葛尾村から直接お届け出来るようになりました。 今後はさらに事業規模を拡大し、多くの方へ幸せを運んでいければと考えています。

BUSINESS 事業内容

事業内容
■胡蝶蘭の製造・販売 当社ではホープホワイトと名付けた胡蝶蘭の製造に力を入れております。 【ホープホワイトについて】 幸せを運ぶ白い胡蝶蘭の中でも、一際大きい花をつけるよう改良されたのが、最高級胡蝶蘭の「ホープホワイト」です。 胡蝶蘭栽培に使われる苗のうち、白系大輪で最も優秀な品種が『Ⅴ3』という品種であり、弊社で扱っている胡蝶蘭はその選抜個体になります。 胡蝶欄は電力依存の強い植物です。その電力は地元の再生エネルギーを主とした電気会社の物になり、その電力により栽培を行っています。 地球環境にも配慮した優しい胡蝶蘭です。 【復興大臣賞を受賞】 ホープホワイトは、福島県葛尾村で栽培されています。 胡蝶蘭業界ではその道15年になるベテラン職人が栽培チームの一員に加わり、地元の農家と協力しながら育てています。 栽培チームが丹精込めて育てた胡蝶蘭は、復興大臣賞を受賞しました。 「ホープホワイト」の名前の通り、その白く美しい大輪の花には福島の復興への願いが込められています。 こうして育てられた4万5千株ものホープホワイトの中から選りすぐりの花を選定し、幸せを皆様の元へお届けいたします。
胡蝶蘭生産地「葛尾村」とは
■葛尾村はどこにあるの? 葛尾村は東北地方の福島県に位置します。福島県は日本で3番目に面積が広く、大きく3エリアに分けられています。 太平洋沿いで県の右側を浜通り地方、県の中間を中通り地方、そして県の左側を会津地方に分け、葛尾村は浜通り地方に分類されていますが浜通り地方と中通り地方の境に位置しています。 ■どうして葛尾村で胡蝶蘭なの? 2011年東日本大震災をきっかけに、もともと葛尾村で畜産や農家を営んでいた3農家の有志が集まって始まりました。 当時復興事業は県内含め東北全体で多くの予算が付き、それに伴って多くの事業が立ち上がりました。 復興復旧建築事業、津波対策事業や地域特栽品拡販事業、再生可能エネルギー事業や、野菜工場など日本全体が復興に向けて大きく前進しました。 私たちの葛尾村でも試行錯誤の末、将来の名産品として日本一の胡蝶蘭生産地をという思いでこの事業に取り組んでいます。 胡蝶蘭栽培を事業として行おうと決心したのにはある考えというか、思いがありました。 葛尾村の野菜はとんでもなく美味しいこと。 葛尾村に限らずよくテレビ番組で、「どうしてここの野菜はこんなに美味しいの?」と聞かれた農家さんは、「この地域は朝と昼の温度差が大きいからね」と答えています。 ハウス栽培で温度は一定に保たれていますが、太陽の光の量や、土の違い、肥料の違い、水の違い、湿度の違いなど理由は沢山あると思いますが、ただはっきり言えることは、葛尾村の野菜はとんでもなく美味しいことです。 であるならば、花を育てたら当然にどこよりも綺麗な花が咲くと思って疑いませんでした。 当然ながら事業としてやっていくわけですから、花の中でも年間を通して安定した価格であることや高級品であることモチベーションとしては将来日本一を目指せることなど色々な思いを集約させたのが葛尾村の胡蝶蘭なのです。

WORK 仕事紹介

最高級胡蝶蘭の製造販売
最高級胡蝶蘭「ホープホワイト」の栽培・仕立て・販売などをおまかせ。 \具体的には/ ・栽培作業(株の状態で入荷したものを、5~6ヶ月かけて栽培) ・製造(仕立て)作業 ・出荷作業 ・営業業務 ・施設の維持管理 など また慣れてくれば、園芸店などでの販売や営業的な業務もお任せしていきます。 ☆製造(仕立て)作業は、胡蝶蘭を園芸店などでよく見かけるような、蝶が一列になって舞っているような花姿に加工していく作業です。 人の手で加工していくので、ある意味では「胡蝶蘭工場」のような業務です。職人技は必要なく、慣れてくれば対応できます! 苗の入荷以外では重いものの持ち運びなどは少なめ! 花が好き。販売をしてみたい。そんな方におすすめです。

INTERVIEW インタビュー

丸山剛史さん/農園管理責任者/群馬県出身
葛尾村で働くことになった経緯は?
もともと、地元・群馬県内で大手電気メーカーに勤めており、その関連会社で洋蘭栽培に携わっていました。自分がそこを退職する時期に「かつらお胡蝶蘭」が立ち上がり(2018年1月)、ご縁があって、「福島に来て胡蝶蘭栽培に携わってみないか」と声をかけていただきました。 考えてみれば、「なりゆき」みたいなところもありますが(笑)、もともと農業系の学校出身で、植物の栽培などは好きなんです。こうした経験を活かして、葛尾を胡蝶蘭の一大産地にして、地方の魅力を発信していこうと思い、入社を決意しました。
移住者としてみた「葛尾村」の印象は?
ここに来る前、「雪は降らない」と聞いていたんですが、「福島県内でいえば、比較的、降らない方かも」というレベル。県外からの移住者の私にしてみれば、雪は結構降ります(笑)。でも、静かで暮らしやすく、空はどこまでも綺麗。 村自体に閉鎖的な雰囲気はなく、村の人たちは私たちを温かく迎えてくれました。意外なほど移住者をすんなり受け入れる土壌があり、自分から溶け込もうとすれば、受け入れてくれる環境です。 また、磐梯山・猪苗代湖などの自然スポットや海が近いこともあり、ドライブやアウトドアなどがとても楽しめるロケーションです!
これから一緒に働く方へメッセージを
小さな村ですが、復興に関連する事業ということもあり、普通に生活していては会えないような(例えば復興大臣など)、さまざまな人に会える機会があります。 胡蝶蘭栽培の仕事は、およそ半年ごとのスパンで業務が進みます。その都度、対外的な評価・価格として自分がやったことの結果が出るという、分かりやすさとやりがいがある仕事です。また1次産業でありながら、工場としての面白みがあるという、特殊性もあります。 個人的には、とても面白い仕事だと感じてます。これを多くの方と共有したいと考えていますので、ご応募をお待ちしています!

BENEFITS 福利厚生

住宅支援について

村内に賃貸物件自体は少ないのですが、現在では村営住宅の整備を進めています。また、地域コミュニティを通じて住宅の紹介を行うことができます。 場合によっては、村内の空き家の購入も可能です。行政側の支援もありますので、住居に関してはご安心を。 なお、村内の移動は車がメインとなりますので、マイカーは必須。当社でもマイカー通勤OKです。

遠隔地からの応募について

福島復興に想いを馳せる方、都会から離れて暮らしたい方、また胡蝶蘭や植物栽培全般に興味のある方など、さまざまな方を全国からお迎えしたいと考えています。 WEBでの面接にも柔軟に対応します。少しでも当社や仕事内容が気になる方はお気軽にお問い合わせください!

FAQ よくある質問

県外からの移住者は在籍していますか?
現在の移住者は1名(農園管理責任者の丸山さん)ですが、そのほかのスタッフはいずれも福島県内からの勤務です。 葛尾村では現在、特に農業従事者の高齢化が進んでおり、将来的な農業の担い手育成が急務となっています。そこで積極的に県外在住者の採用を進めていく方針です。生活などの面で、村からも全面的に支援を行いますので、移住のきっかけ・第一歩としてお考えいただければと思います。