JAとぴあ浜松のブランド葉ねぎ「みかたくんのおねぎちゃん」を生産しています。農業は仕事が安定しない…。そんな常識を覆す為、土づくりや生産環境・灌漑施設の工夫で年中収穫できる体制を目指しています。
当社は祖父の代から農業を始め、
その当時はジャガイモの生産を行っていました。
現会長の父の代に様々な作物にチャレンジし、
現在は葉ねぎに特化して生産をしています。
安定して出荷できること、
スタッフとコミュニケーションをとること、
働きやすい職場環境作りを
意識して日々取り組んでいます。
【安定して出荷できること】
消費者の皆様に商品を安定して
お届けすることは生産者として、
大事にしていることです。
せっかく買い物に来て頂いて
欠品していたら残念ですよね…。
農業は、天候や気温など不安定な、
自然の中での営みです。
そんな中で安定して生産するには
どうすればよいのだろうか…。
露地栽培・ハウス栽培や
新しい栽培手法「トンネル」などを組み合わせ、
雨が降っても病気になりにくい環境を維持するため
灌漑設備を改良したり、土壌改良を行ったり…
様々な取り組みを行っています。
安定して仕事があり、
スタッフが安心して働いて頂ける
環境作りにもつながっています。
【従業員が働きやすい職場作り】
葉ねぎは1束ではそこまで重くはないですが、
何10箱も重なるとかなりの重量になります。
そこで、キャスター付きの特注の台車を導入して、
楽に運べるようにしました。
また、当社の出荷前の調整を行うスタッフは
全員女性なので、調整作業がしやすいように
通常よりも低めの作業台を特注して、
無理のない体制で作業をして頂けるようにしました。
【スタッフの声をキチンと聞く】
過去色々な作物を生産してた際に、
生産する作物を絞る必要がありました。
芽キャベツにするか、葉ねぎにするか…。
経営陣で意見が分かれ、どうするか考えた末、
社員みんなで農家さんの視察に出かけ、
全員で、葉ねぎの生産を行うという決定をしました。
上記の作業台や台車の制作の際にも意見を聞き、
制作を行いました。
スタッフ一人ひとりが考え、
意見を出し、新しいことに挑戦していく…。
そんな職場を理想としています。
【農場長:梶山より】
当社は上下関係が厳しすぎず、
個人個人の自主性を重視しています。
「こうしたらより良くなるのではないか?」と
日々コミュニケーションをとりながら
仕事に取り組んでいます。
収穫期など朝早いのは大変ですが、
みんなで考え、取り組んでいく環境は
面白さを感じて頂けると思います。