私たちは思い出の再生と創出のための衣料品再生に取り組みます
フレックスジャパン株式会社

ABOUT 会社紹介

リメイク・リフォームなどの「衣料品再生事業」を通じて、復興のお手伝い

大量生産から、“非大量生産”の時代へ。 私たちは全国の百貨店・専門店・量販店・代理店などをクライアントとするシャツメーカーです。長野県に本社・工場を置き、海外にも多くの生産工場を構えています。 シャツなどの服飾品リフォームや、古着シャツを回収して新しいシャツに再生する取り組みなどもおこなっており、衣料品再生事業のコンセプトである"おもいでつむぐ”を実現しています。 ===== 「ひなた工房 福島双葉」は、フレックスジャパンの新たな拠点として、福島県双葉町に2023年7月に設立。基幹工場である長野・千曲工場による技術指導のもと、衣料品再生およびオーダーシャツ生産を担当しています。 また工房の規模拡大や人員の確保、および技術力の向上に伴って、さまざまな素材・デザイン・オーダー、そしてそれぞれの想いのこもった洋服のリメイクなどを担当していけることを目指しています。 この場所を通じて、衣料品メーカーとして「衣料品再生事業」で双葉町の再生につなげていきたい、と考えております。

BUSINESS 事業内容

■リフォーム
愛用のシャツを長く着続けるために、色が変わってしまった衿や、すり切れたカフスなどを直していきます。また衿のデザインを変えてみたい、いまと違う生地に取り替えたいなど、好みに応じたリフォームも可能です。
■リメイク(Re:stitch)
洋服にまつわる、さまざまな「Re:」。裄詰めや裾上げの「Resize」、ほつれて擦れてきた時の「Repair」、人に譲ったりアップサイクルに乗せたりしたときの「Reuse」「Recycle」、そして誰かとの時間を形に残して引き継ぐ「Remember」など。 着なくなった服や着物の帯、汗にまみれたユニフォーム…。 大切な一枚を紡ぐ「STITCH」を、次の形へと紡ぎ続けるために「Re:stitch」すること。思い出の詰まったさまざまな衣料品を使い、ずっとそばに置いておけるアイテムへリメイクして、また新たな思い出を刻んでいくお手伝いをします。
当社について
フレックスジャパン株式会社は、 江戸時代より繊維業を営む 「加納屋商店」を原点として1940年に設立。2025年に創業85周年を迎えました。 現在では、総合アパレル企業として様々なファッションアイテムを手掛けています。 当社の製品は、百貨店・専門店・量販店、洋品店など、全国すべての都道府県で販売されています。 また、自社ブランド「軽井沢シャツ」はインドネシア、フィリピンで合計14店舗(FC店舗含む)展開しています。

WORK 仕事紹介

現在募集中の職種

■縫製スタッフ(経験者募集)
「ひなた工房 福島双葉」にて、洋服のリメイク、シャツのリフォーム、オーダーシャツの生産などを担当していただきます。 「ものづくりへの想い」を活かし、クリエイティブに働ける環境です。 ・オーダーシャツの縫製・リフォーム └色が変わってしまった衿や、すり切れたカフスなど、愛用のシャツを長く着続けていただくためのリフォームをお任せします。 また、衿のデザイン変更や違う生地への取り替えなど、好みに応じたリフォームにも対応していただきます。 ※現在、ひなた工房 福島双葉では、オーダーシャツの縫製・リフォームをメインに取り扱っています。 経験を積んでレベルアップした後、ゆくゆくは、思い出の詰まった洋服のリメイクも手掛けていただけます。 ※画像は、長野本社内の縫製作業の様子です。
■縫製スタッフ※アルバイト
洋服のリメイク、シャツのリフォームなどを担当していただきます。 丁寧な研修もありますので、ご安心ください。

INTERVIEW インタビュー

県外からの移住者にインタビュー
Tさん/40代・男性/長崎出身/「ひなた工房 福島双葉」の責任者
【どのような経緯で今の仕事に携わっていますか?】 もともと、中学時代に見たファッション雑誌に影響されて、ファッションやアパレルに興味を持ったのがスタートラインです。 福岡のファッション専門学校を卒業し、東京で縫製工場に就職。その後は、生まれ故郷に近い九州に帰ろうと思い、熊本県天草にあるフレックスジャパンの子会社に入社しました。それから8年ほど経ち、キャリアアップの一環として、縫製指導的な立場を打診され、ひなた工房の立ち上げとともに福島へ異動しました。 【福島の印象はいかがですか?】 2023年の10月に異動してきたばかりですが、まだ廃墟や瓦礫などを見かけることも少なくありません。洋品店の跡地に服がそのまま散乱していたりするのを見ると、いたたまれない気持ちになるのも事実です。まだ、復興の道半ばという印象もあります。 とはいえ、少しずつ着実に復興が進む福島は、私にとって面白い街でもありますね。例えば駅前に大きな壁画が設置されるなど、アートの面から地元を盛り上げる機運があります。私自身、デザイナーを目指していたこともあり、感性を刺激される毎日でもあります。 【ひなた工房 福島双葉の今後の理想は?】 当工房は、オーダーシャツの縫製の実作業を主に担当していますが、今後は全体的なレベルを底上げしてながら規模を大きくしていき、店舗での販売・リメイクの受注ができるようになっていきたいと思います。 また、ゆくゆくは工房オリジナルの商品を手掛けていきたいという想いがあり、「ものづくりの集団」になっていければと考えています。
Iさん/50代・女性/埼玉県からの移住/2023年7月入社
【福島への移住の経緯は?】 私は北海道出身で、ライフスタイルの変化に伴って埼玉に10年くらい住んでいました。そこでも縫製の仕事をしていましたが、大きな会社だと大量生産の単純作業しか任せてもらうことができませんでした。 もっと「ものづくりが好き」「手先を使っていろいろな仕事がしたい」という想いが強くなってきたタイミングで、フレックスジャパンと出会うことができ、現在に至っています。 【実際に住んでみて、福島の印象は?】 正直なところ、家族の反対もありましたし、この年齢になってからの移住に不安はありました。 でも、フレックスジャパンの考えに出会うことで、自分だけではどうすることもできなかった「福島の復興に役立ちたい」という想いを叶えられるかもしれない、と考えて移住を決意しました。 入社する前は、とりあえず「働くところがあって、食べるものに困らなければ」と思っていたレベルですが、実際に住んでみると、車さえあればそれほど不自由はありません。家族で移り住むなどでは、とても良い町だと思っています。 【将来の夢は何ですか?】 この工房独自の何か、を作り出していきたいという気持ちが強いですね。 さらにみんなで技術を身につけていきながら、何年か後には数十人規模の工房になればいいなと思いますね。 そのために、私は新しい人たちに技術や想いなどを上手く引き継ぎしていきたいと考えていますし、それが私の役目だと思っています。

BENEFITS 福利厚生

●住宅支援

工房のある双葉町をはじめ、近隣の浪江町・楢葉町・富岡町・大熊町などでは現在、移住に関する行政側の支援を手厚くしており、さまざまな支援を受けることができます。 【双葉町の支援の例】 新たに転入し自ら居住する住宅を取得する方にむけ、「来てふくしま住宅取得支援事業」を推進しています。 https://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/10274.htm 当社では、各移住者の居住地に即した支援を行うとともに、住居探しなどのお手伝いもいたします。

●遠隔地からの応募について

縫製の実務経験をお持ちの方、あるいは当社・当工房の想いに共感いただける方の応募を、広くお待ちしております。 遠隔地からの応募も歓迎。居住地に応じて、WEB面接あるいは出張面接なども可能ですので、応募時などにお問い合わせください。

●資格取得支援などについて

布はく縫製技能士などの資格取得支援制度があり、必要となる実務経験を当社で積んでいただくことができます。

●働きやすい環境づくりに向けて

あらゆるライフステージの方に気持ちよく働いていただけるよう、当社では各種休暇、各種検診補助、慶弔見舞金などを充実させています。 ■有給休暇 └半日単位・1時間単位で取得可能 ■生理休暇 └月に一回、有給扱いで取得可能 ■看護休暇 └お子さんの体調不良・健康診断・学校行事等、1時間単位から有給で取得可能 ■各種検診補助 └人間ドック、婦人科健診、インフルエンザ予防接種への補助 ■慶弔見舞金 └結婚や出産、お子様が初節句を迎えられた社員へのお祝い、病気やケガで半月以上休んだ社員へのお見舞金など 働きやすさへの積極的な取り組みなどにより、以下の認定を受けています。 ■くるみん認定 ■長野県「社員の子育て応援宣言」 ■長野県「職場いきいきアドバンスカンパニー」 ■長野県SDGs推進企業

FAQ よくある質問

双葉町に工房を開いた経緯について教えてください。
双葉町は現在、役場や住宅が新しく建設され、産業なども再興していくなど、震災からの復興が現実のものに近づきつつあります。 こうした状況の中、衣料品の再生事業を営む私たちの責務として、双葉町の再生プロジェクトの一環で、2023年7月に新しい工房を立ち上げました。 私たちの事業を通して双葉町の再生につなげていければ幸いです。 現在、ひなた工房 福島双葉ではオーダーシャツの縫製を主に担当しています。拠点の基盤が安定すれば、工房全体の規模を広げていくとともに、工房オリジナル商品の販売や、さまざまな素材を扱うリフォーム・リメイクなども受注していく予定です。
県外からの移住者は在籍していますか?
当工房では現在、5名の方が勤務しています。上記インタビューのTさん・Iさんを含め、全員が本社(長野)からの異動、あるいは他県からの応募です。 また当社は、県外からの移住者を積極的に採用する取り組みが評価され、公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構ふくしま12市町村移住支援センターより、「移住求人優良法人」として認定されました。 今後もさらなる事業拡大を見据えて、県外在住者の採用を積極的に進めていきます。
どの程度の技術力が求められますか?
現在、当工房で活躍中のスタッフは、5名中2名が縫製の実務経験者(ほかの3名は趣味レベルでの経験あり)。現状ではオーダーシャツの縫製にほぼ特化している状態で、まずはこのジャンルでの全体的なレベルを上げていく段階にあります。 今回の募集においては、職業としての縫製実務経験者、および趣味の範疇であっても、レザーなどさまざまな素材を扱った経験をお持ちの方を求めています。 いずれの経験レベルにおいても、より幅広い素材やアイテムを扱えるように、商業用ミシンの扱い方や素材による縫い方の違いなど、改めて研修・技術習得を目指していただくことになります。

RECRUIT 求人情報

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