今度こそ、“人”で悩まない働き方を。

有限会社壱粒吉永

ツカモトさん（29歳）／店長 正直、自分が店長になるなんて思ってもみませんでした。実はけっこうな人見知りでして（笑）。でも、「やるしかない」っていう場面があって。思い切ってやってみたら、向いてないなりに、意外とやれてるんじゃないかなって。最近ようやく、そんなふうに思えるようになりました。 オーナーとは、前の会社で一緒に働いていたんです。その頃から、頭の回転が早くて芯のある人だなと思っていて。「一緒にやらない？」って誘われたときは、二つ返事でOKしました。 そんな切れ者のオーナーですが、意外な一面もあって（笑）。前職の忘年会でのこと。みんなで一次会が終わって二次会に向かうとき、オーナーだけビール瓶をいっぱいかき集めて、ひとりで名残惜しそうに飲んでたんです。「もう行くよ、置いていくよ」って言ったら、「うん…」ってしょんぼりしてて。そんな可愛いとこもあるんです（笑）。 最初の頃は、オーナーとよくケンカしてました。オーナーは理論派で、僕は、その場その場で感じたことを大事にする感情派なので、どうしてもぶつかるんですよね。でもある日、「もうこの流れ何回やるの？お互いしんどいからやめようよ（笑）」ってなって。そこから少しずつ、お互いの“ちょうどいい距離感”を見つけていった感じです。今は、本気で「あの時ケンカしてよかった」って思ってます。 僕、派閥とか裏の空気を読む感じがすごく苦手で。でもここは、そういうのが一切ないんです。本当に“気楽に働ける”って、自信持って言えます。新人さんも、誰に聞いても大丈夫だし、みんなでフォローする文化があります。「人間関係が不安」な人にこそ、来てほしいなって思います。 僕自身、フラットに話せる関係でいたいし、店長って肩書きに甘えたくないんですよね。もちろん注意することはあるけど、それ以上に「気軽に話しかけてもらえる存在」でいたいと思ってます。 店長って、未経験でも全然やれます。むしろ僕がその証拠（笑）。本当に向いてないと思ってたし、今でも完璧じゃない。でも、“人と関わること”が苦じゃない人なら、絶対に大丈夫です。 別に陽キャじゃなくてもいいし、しゃべりが得意じゃなくても全然OK。僕自身が人見知りだからこそ、そういう人の気持ちもわかります。一歩踏み出してみたら、意外と“おもしれぇ”世界かもしれませんよ。

ワダさん（24歳）／社員 趣味は、推しの歌い手グループのライブに行くこと。予定があるだけで一週間のモチベーションがぐんと上がるんです（笑）。休日は、一人でヘビカフェに行って癒されたりもします！ 入社のきっかけは、高校時代のアルバイト。卒業後にそのまま社員になりました。最初は「私にできるかな」と正直、不安も大きかったです。 事務作業など業務が一気に増えて「社員ってこんなにやることあるんだ…！」と戸惑ったこともありました。でも不思議と「辞めたい」とは思わなくて。「まあ、慣れれば大丈夫かな」って前向きに受け止められたんです。 心強いのは、オーナーのお母さん、通称“ママさん”の存在。プライベートの話やライブの予定も聞いてくれて、時には愚痴も（笑）。まさに“みんなのお母さん”って感じで、私たちの気持ちに本当に寄り添ってくれます。 オーナーに対して「これはどうなんだろう…？」と感じた時、ママさんに相談することが多いですね。「任せて、私が言っとくわ！」って間に立ってくれることもあって、親子のやりとりがちょっと面白いくらい（笑）。 とはいえ、オーナーにもちゃんと本音は言えてます。「疲れたぁ～」ってぼやいたり（笑）。それに対して「はいはい」って軽く流されるのも、なんだか安心するんですよね。冷静で論理的なタイプなので、少し冷たく見えることもあるかもしれませんが…本当はとても優しい人です。印象的だったのは、誕生日にお財布をプレゼントしてくれたこと。でも、そのお財布を旅行先でなくしちゃって…。正直に話したら、「えぇ～！せっかく買ったのに〜もう～！」って言いながら、笑って許してくれて…しかもそのあと、2回目のプレゼントまでくれたんです。本当に優しい方だなって、心から感じました。 この職場では、人間関係で悩んだことが一度もありません。みんなあたたかくて、誕生日にはみんなでお祝いする文化もあります。そういう空気があるから、ここまで続けてこれたんだと思います。 「この仕事に向いている人は？」と聞かれたら…うーん、やっぱり“根性”は必要かな。覚えることも多いし、接客だから気を遣う場面もあります。でも、そんなときに「今日さ〜、ちょっと聞いて〜」って話せる人がいるかどうかで、全然違うと思うんです。私も、ママさんも、ツカモトさん（店長）も、そういう“吐き出せる場”になれたらいいなと思っています。

壱粒吉永は、わずか4年で年商1億4,000万円を達成し、全国1300店舗ある中でも売上トップ10にランクインするほどの急成長を遂げています。しかも、その舵を取っているのは、現在29歳の若きオーナー。まだ歴史の浅い店舗にも関わらず、これだけの結果を出せている背景には、「挑戦を惜しまない姿勢」と「スタッフと一緒に成長する」という明確なビジョンがあります。若い組織だからこそ、柔軟でスピード感のある経営が可能となり、「やりたい」を実現できる環境が整っています。

オーナーの吉永は、経営のためだけでなく、現場で働くスタッフの声を一つひとつ拾い上げながら、数々の改革を実施してきました。たとえば、タブレットでの注文システムを導入することでオペレーションを大幅に効率化したり、導線を見直すことで業務の無駄をカットしたりと、日々の“ちょっとした不便”に目を向け、根本から改善。宅配サービスも、ウーバーイーツや出前館に切り替えることで、配達の負担やリスクを無くし、従業員が接客と調理に集中できるようにしました。こうした現場目線の改革が積み重なり、スタッフの働きやすさと売上、どちらも右肩上がりの結果を実現しています。

「飲食はブラック」なんて、もう言わせません。壱粒吉永では、働きやすさを数値で証明できる環境をつくってきました。たとえば残業時間は、繁忙期でも月40時間以内。日々のスケジュールはシステムでしっかり管理されており、無理なシフトや長時間勤務が続くことはありません。有給休暇も取りやすく、希望休も通りやすいため、趣味や家族との時間も大切にできます。

「いつかは自分のお店を持ちたい」そんな想いを、現実にできる仕組みがあります。店長として経験を積んだあと、次のステップとして“自分のお店を持つ”という目標に向けてしっかりとサポートするのが、CoCo壱番屋独自ののれん分け制度です。 壱粒吉永では、開業に必要なノウハウはすべて働きながら学ぶことができます。特別な資格や飲食の経験は一切不要。今はまだ貯金がなくても大丈夫。入社してから必要な資金や知識、人脈を少しずつ準備していける環境が整っています。 全国どこでも出店可能、収益はすべてオーナーのもの、ロイヤリティもゼロ。 “経営者になる”という選択が、ここではもっと身近に感じられるはずです。