さあ、海を舞台に一緒に輝こう。
洞海マリンシステムズ株式会社

ABOUT 会社紹介

70年以上の歴史を持つ、海のプロフェッショナル集団

1948年、北九州市の洞海湾で1隻のタグボートから始まった当社。その後、ハーバータグ作業から外洋作業まで事業領域を拡大しながら、70年以上にわたって安定成長を続けてきました。 現在は、港湾内でのハーバータグ業務に加え、外洋では海洋調査、海底ケーブル関連作業、曳航、海難救助などの特殊作業に従事しております。また、近年では洋上風力発電、二酸化炭素回収・貯蔵の分野にも積極的に挑戦し、持続可能な社会の実現に貢献しています。 当社の強みは、熟練の船員たちの技術力と、陸上スタッフとの連携によるチームプレー。70年以上にわたり培ってきたノウハウを、若い世代へとしっかり継承しながら、常に進化を続けています。 「安全・迅速・確実な業務」をモットーに、社会から信頼される企業を目指しています。海が好きな方、ダイナミックな仕事に興味のある方、私たちと一緒に新しい航海へ出ませんか?あなたのご応募を心よりお待ちしています。

BUSINESS 事業内容

洞海マリンシステムズは、船舶の離着岸を支援するハーバータグ業務を基軸に、外洋でも様々なマリンサービスを提供しています。

港内作業
北部九州および西九州各港に高性能・高馬力のタグボートを配備し、安全確保を最優先に、熟練した船員によるハーバータグ作業を展開しています。 【ハーバータグ作業】大型船の離着岸をサポートし、港の安全な運航を支えます。
オフショア作業
海の安全・安心・発展を支える、専門性の高いミッションにも取り組んでいます。 【海洋調査】海底の地層調査、土壌・海水のサンプル採取などに母船として従事。 【警戒作業】大型海洋調査船などの周辺警戒作業・安全確保を行います。 【洋上風力支援作業】洋上風力発電施設の建設や調査を海上から支援します。 【海難救助】トラブルに見舞われた船舶の救助作業を迅速に行います。 【海底ケーブル支援作業】海底ケーブルの敷設支援、陸揚げ、敷設前掃海作業など。 【曳航】作業船や大型構造物を目的地まで安全に曳航します。
その他の業務
現場力に加え、知見とネットワークを活かした多様なサービスも展開しています。 【サプライ作業】海上で活動する船舶や設備へ物資や人員を届けます。 【船員派遣業務】多様な現場に対応する、経験豊富な船員の派遣を行っています。 【コンサルティング】海洋事業に関する計画立案や運用支援を行います。 【海外プロジェクト】調査支援など、国際的なプロジェクトにも参加しています。

WORK 仕事紹介

海上職員と陸上職員の距離が近く、日頃から密にコミュニケーションを取り合える環境です。若手からベテランまで、職種を超えてチームで支えあう文化が根づいています。

海上職員(航海士)
操船を担い、港湾内外の多彩な作業を通じて、安全で確実な運航を支える仕事です。 【主な業務内容】 航路の設定と運航計画の立案/操船や見張り(当直)業務/気象・海象の確認と対応/船内安全管理/寄港地での手続きや連絡業務など 【こんな方に向いています】 海や船が好きな方/冷静な判断力と責任感がある方/チームでの連携を大切にできる方
海上職員(機関士)
船を動かす“エンジンの守り手”、安全な航行を技術面から支えるプロフェッショナル。 【主な業務内容】 エンジンや発電機などの運転・点検・整備/燃料や潤滑油の管理/機関室の監視と異常時の対応/航行中や寄港時の設備トラブルへの対応/機器の記録・報告書作成など 【こんな方に向いています】 機械いじりが好きな方/丁寧に作業できる方/責任感を持って仕事に取り組める方
陸上職員
海上業務を陸から支える“縁の下の力持ち”、運航管理や整備計画、営業・事務まで多彩な役割があります。 【海務職】船の運航スケジュールや乗組員の管理、安全指導などを担当します。 【工務職】エンジンや設備の整備計画を立て、保守・管理業務を行います。 【営業職】海上作業の提案・受注、顧客対応やスケジュール調整を担います。 【事務職】社内の各種手続きや書類作成など、運営面を支える事務業務です。

INTERVIEW インタビュー

棚田さん(2020年入社)
現在の業務内容と入社のきっかけを教えてもらえますか?
「かいり」というオーシャンタグに乗っていて、現在は二等航海士として働いています。主な業務は、船橋でのワッチ(航海当直)、無線でのやり取り、甲板での作業などです。「かいり」では、警戒業務や調査業務に加え、曳航作業なども行うため、さまざまな経験を積むことができます。 洞海マリンシステムズには中途で入社しました。学校を卒業してからの3年間は、船とはまったく関係のない職に就いていました。ですが、学校で海技資格を取得しており、船関連の職に就いている友人も多かったことから、「やっぱり一度は船に乗ってみよう」という気持ちが強くなりました。そんな中で求職票を出したところ、洞海から声をかけてもらいました。会社訪問をした際には、丁寧に業務内容を説明していただいたり、実際に船に案内してもらったりしたことで、現場の雰囲気の良さを肌で感じることができました。そのときの印象が決め手となり、入社を決めました。
仕事の中で感じるやりがいや大変さ、職場の雰囲気を教えてください。
自分にとって初めての船での仕事ということもあり、何もかもが初めての経験だったので、一つ一つの作業を経験していくことが楽しい反面、なかなか作業を覚えることができず、迷惑をかけてしまうことが辛いと感じることもあります。船での作業は危険と隣り合わせなことが多いため、常に緊張感をもって作業に取り組むよう心がけています。その中で少しずつ経験を積み、自分の成長を実感できる瞬間が、大きなやりがいにつながっています。 職場はオンとオフがはっきりとしていて、過ごしやすい雰囲気だと思います。皆さん優しくて、わからないことがあれば教えてくれますし、フォローもしてくれます。また、作業中に危ないことがあれば、真剣に叱ってもらうこともあり、そういった場面から学ぶこともあります。そして時には、一緒に遊びに行ったり、食事をしたりと、和気あいあいとしています。
今後の目標や目指す姿はありますか?
洞海には、船長や機関長をはじめ、豊富な経験・知識・技術を持った船員がたくさんいます。そんな中で、自分はまだ経験や知識が足りないと感じているため、船長や一等航海士などの先輩方はもちろん、後輩からもさまざまなことを吸収していきたいと思っています。どのポジションでも信頼され、安心して任せてもらえる存在になることが、当面の目標です。将来的には、高い操船技術を持つ船長を目指して、自分のスキルを磨き続けていきたいと考えています。
休みの日は何をして過ごしていますか?
休みの日は、趣味の釣りや将棋をして過ごすことが多いです。時間があれば旅行に出かけたり、遠出して他県の釣り場へ行ったりすることもあります。海ではヒラマサ、川ではブラックバスなどを釣っています。休みが長期になることも多く、自分にとってはそれも魅力の一つだと感じています。
応募を考えている方へのメッセージをお願いします。
船の仕事に興味を持ち、「やってみたい!」という意欲が何より大切だと思います。現時点で知識や経験がなくても、洞海には経験豊富な先輩方がたくさんいて、丁寧に教えてくれるので、意欲さえあれば何とかなります。実際、船の経験がまったくなかった自分でも、なんとかなっていますから(笑)。 それから、船では共同生活や共同作業が基本です。お互いに協力し合う場面が多いため、コミュニケーションを大切にする姿勢も重要だと思います。ぜひ一緒に働きましょう!

BENEFITS 福利厚生

法定福利厚生

当社では、法律で義務づけられている各種保険制度を完備しています。もしものときの備えや、将来に向けた基盤として、社員一人ひとりの暮らしを支えています。 雇用保険/労災保険/船員保険/介護保険/厚生年金保険

法定外福利厚生

長く安心して働けるよう、待遇・手当・サポート体制をしっかり整えています。船員ならではの制度から、キャリアアップ支援、生活面でのサポートまで幅広くご用意しています。 退職金制度/再雇用制度/家族手当/帰省旅費/慶弔見舞金/食料金/特別休暇(結婚、忌引き、配偶者出産など)/健康診断(年1回船員手帳検診※35歳~74歳は生活習慣病予防健診も受診可)/永年勤続表彰/船内居住(原則)/制服支給(空調服含む)/全船無料Wi-Fi完備(近海船は全船スターリンク導入済み)/上級免状取得支援/英会話 【上級免状取得支援】 入社にあたって必要な免状は、機関士・航海士ともに「4級」ですが、さらに上を目指す方のために、当社では上級免状取得支援制度を設けています。在籍中も給料を受け取りながら、日本船員雇用促進センターの講習を受講することが可能です。3級免状を取得すれば、将来的には船長や機関長への道が開けます。 【英会話】 外国人講師を招いて英会話レッスンを実施しています。対象は陸上職員・海上職員の両方で、陸上職員にはビジネス英語を中心に、海上職員には無線でのやり取りや船上で想定される状況をもとにした英会話や一般会話を指導しています。現場で役立つ英語力を身につけるための、実用的な取り組みです。

休日・休暇

年次有給や特別休暇も整っており、オンとオフのバランスを大切にできる環境です。無理なく働ける体制のもと、安心して長く続けられます。 年間休日105日(就業規則による)/特別休暇(慶弔休暇など)/年次有給休暇(法令に基づき付与、初年度10日付与)

FAQ よくある質問

海上職員として働くために必要な資格は?
原則として入社にあたって必要な免状は機関士・航海士ともに「4級」です。 上記免状を取得されていない方は遠慮なくご相談ください。
基地港はどこですか?
北九州港(福岡県)、長崎港(長崎県)、佐世保港(長崎県)、八代港(熊本県)、仙崎港(山口県)となります。
運航船舶について教えてください。
北九州本社管轄のオーシャンタグが1隻、タグボートが4隻、長崎支店管轄のタグボートが5隻の、合計10隻で運行しています。
船内の設備について教えてください。
乗組員室、客室、事務室、食堂、浴室、洗濯室(乾燥機付き)などを完備しています。共通設備として、机、ベッド、ソファ、洗面台、テレビ、冷蔵庫、DVDプレーヤー、Wi-Fi(近海船は全船スターリンク導入済み)などがあります。
どんな人が働いていますか?
当社の乗組員は、20代が34%、30代が17%、40代が19%、50代が12%、60代が18%と、幅広い年代のスタッフがバランスよく在籍しています。若手からベテランまで、経験を活かしながら協力し合う体制が整っています。 各船の法定職員数は4~11名。たとえば近海タグでは、甲板部3名、機関部3名といった構成が一般的です。業務の特性に応じて適切な人員体制を確保しています。 乗組員の出身校は、長崎県立長崎鶴洋高等学校(旧・長崎水産高等学校)、福岡県立水産高等学校、山口県立大津緑洋高等学校(旧・山口県立水産高等学校)、大島商船高等専門学校、広島商船高等専門学校、弓削商船高等専門学校、口之津海上技術学校、唐津海上技術学校、波方海上技術短期大学校、清水海上技術短期大学校、宮古海上技術短期大学校、海技大学校、水産大学校、神戸大学海事科学部など、全国の海事・水産系教育機関から幅広く入社しています。