「映える」から「沁みる」へ。共感を生むライフスタイルブランド
有限会社カラーofカラーズ

ABOUT 会社紹介

葛尾村の新しいニット工場で「サステナブルなものづくり」

有限会社カラーofカラーズは、福岡県に本社を構え、オリジナルアパレルブランド『SO』を展開しています。 自社ブランドに加え、大手アパレルブランドへのOEM/ODMも手掛けており、品質にこだわりつつ手の届きやすい価格でアパレル商品を全国400店舗の顧客へ向けて、企画・製造・販売しています。 2025年6月。 福島県葛尾村の復興支援地域において、当地で最初に活動を始めた企業の事業を引き継ぎ、新しい工場が誕生しました。 工場の電力の約40%を太陽光発電でまかない、製品の加工には阿武隈山系の超軟水を使用するなど、天然素材に特化し、サステナブルなものづくりを大切にしています。 この超軟水は、他では出せない唯一無二の風合いや肌触りを生み出すとともに、硬水に比べて使用水量の削減が可能であり、環境にもやさしい製品づくりを実現しています。 日本製かつ高品質な素材を使用しながらも、企業努力により、消費者が手に取りやすい価格帯での提供を可能にしています。 当社の考える葛尾村の特性は、「映える」ではなく、「沁みる」場所、人々の共感を生むような場所。当社の主たる事業であるファッション分野においても、これからは「沁みる」「共感する」という発信の仕方にシフトしていくものだと考えています。 今後は、葛尾村と福岡の両拠点に自社店舗を構え、オンラインと連携したオムニチャンネル戦略を推進。どこにいてもお客様に最良の体験を届けられる体制を築いていきます。 企業、地域、そして消費者が一体となり、次世代に誇れる産業を育む。それが私たちの挑戦であり、目指す未来です。

BUSINESS 事業内容

国内ニット工場の拠点として
葛尾村と12市町村の皆様とともに、ニットを中心とした衣料品・雑貨・小物(セーター、カーディガン、マフラー、バッグ、ペット用品など)を製造。葛尾村発のブランドとして、日本全国そして世界の舞台に送り出します。 地域の誇りであり、地元の人々の情熱と地域資源が息づく製品を、世界中の多くの人々に届け、彼らの心に深く響く存在となることを、私たちの使命としています。
ライフスタイルブランド展開の拠点として
当社では、福島の新工場で生み出されるニット製品のほか、地域企業が育む製品や革新的な技術を活用した製品のブランド化を目指しています。 地域で育まれた食品や雑貨など、地域の魅力を世界へ発信し、より多くの人々に豊かな生活を提案し、「葛尾村発」のライフスタイルブランドを創造。この工場敷地内に開設予定の自社店舗では、このブランドの品物を販売するとともに、コミュニティの拠点として人々が集まり、くつろぎ、楽しめる場所に発展させていく構想が進行中です。 さらには当社のプロモーション力を活かし、販路拡大に課題を抱える中小企業やスタートアップ企業を支援し、持続可能な製造プロセスと組み合わせて新たな市場価値を創出します。これにより、企業と地域社会が一体となり、強い競争力を持つブランドを育て、地域の未来をともに切り開いていきます。
さまざまな事業のシナジー効果を目指して
上記事業と連携して、以下の事業などを展開していく予定。マルチな雇用の創出など、お互いのシナジー効果を狙います。 ●地域特産品を活用した食品の開発・販売 ・牛やヤギのミルクを使用したチーズ、ブラウンチーズの製造・販売・開発 ・上記チーズを活かしたスイーツ(チーズケーキ、タルトなど)や加工食品(ディップ、パン、惣菜など)の製造・販売・開発 ・副産物であるホエイを活用した商品(ドリンク、わらび餅、スムージー、ドレッシング等) ・地元農産物を活かした加工品の製造・販売・開発 ●自社店舗およびECでの販売 ・葛尾工場併設店舗によるブランド発信および対面販売とコミュニティスペースの運営 ・福岡市中心部の直営店舗によるブランド発信および対面販売とコミュニティスペースの運営 ・自社ECサイトおよび外部モールでの全国向けオンライン販売 ・自社店舗とSNS・ECと融合したオムニチャネル戦略を展開。オンライン上でもコミュニティ創りとその活性化 ・地域資源を活かした商品の魅力を全国に届ける手段として、ふるさと納税返礼品への登録の推進 ●展示会・ポップアップイベントの開催 ・自社主催の展示会による商品の訴求と販路拡大の機会創出 ・百貨店・地域イベント等へのポップアップ出店によるブランド認知の向上 ●OEM・ODM事業 ・他社ブランド向けニット製品の企画・製造受託 ・小ロット、高品質に対応した受注生産体制の構築

WORK 仕事紹介

ニットの縫製作業員
☆自動横編機(ホールガーメント)による、セーターなどのニット製造業務を担当いただきます。 <具体的には> ・糸切り、糸始末 ・検品、製品洗い、仕上げ、縫製 ・外注先対応、顧客対応、出荷作業 ・原料および資材の管理 など
ニットのプログラマー
☆自動横編機(ホールガーメント)による、セーターなどのニットのプログラミング業務を担当いただきます。 <具体的には> ・機械メンテナンス ・テストピース・サンプル作成 ・工程管理、生産管理、品質管理 など

INTERVIEW インタビュー

代表取締役/副田 知宏
なぜ、葛尾村で事業を展開するのですか?
業務上のご縁があって葛尾村に入ってみたのですが、そのときに畜産を中心にした6次産業など、循環型の地域産業を興していく様子を間近に見たんですね。実現できたら、これは素晴らしいことだと感じて、その中で当社のブランディングやプロモーション力を活かせないかということで、当社のニット工場を中心とした拠点を置く計画を進めました。 将来的に、私たちの考えるブランディングが成功すれば、復興や地域おこし、雇用の創出などが加速していくだろうと考えています。
どのような方に応募いただきたいですか?
「ニットを作りたい」「プログラミングをやりたい」という、ものづくりに対する想いのある方を歓迎します。 さらに「地域との伴走」という考え方を大切にして、さまざまな人の声をヒアリングしながら、人と何かを成し遂げたいとか、何か役に立ちたいなど、そういった観点に共感できる方だったらありがたいですね。 今後は自社大型工場の本格稼働や、通販事業の拡大、自社ビル建設といった新規プロジェクトが控えています。もっと言えば、葛尾村で私たちが実現していきたい挑戦で成功事例を作る。それをモデルにして、ほかの過疎地などに進出してみてもう一つの成功事例を上げるということも考えています。 代表である私の挑戦に共感し、ともに未来を切り拓いてくださる方、目の前の業務にプラスして、いろんなことを考えられる方が、より当社にマッチすると思います。
将来的には、どのような仕事ができるのでしょうか?
ファッションに限らず、これまでの経験や資格、語学スキルなど、活かせる可能性があることがあれば、それを仕事にしていくことができると思います。 例えば畜産や商品開発、地域貢献などの業務に、やってみたら興味が湧いてくるような方もいるのかな、とも考えています。葛尾村の工場は、ニットを中心にした「ものづくり」をベースとしながらも、そうした“オプション”的な可能性を広げてあげる、多様な業務に挑戦できる、そして自由な発想ができる場所になっていくのかと思っています。 新しい仕事への架け橋、その場として用意できるのが福島の新しい工場の役割だと考えています。

BENEFITS 福利厚生

住宅支援について

当社では、葛尾村への移住・定住を希望する方が安心して新しい生活をスタートできるよう、さまざまな支援体制を整えています。 ●清潔で快適な社員寮を完備 村内には2024年にリノベーションされた清潔で明るい社員寮(シェアハウス)を完備。家具・家電も備え付けで、すぐに生活を始めることができます。Wi-Fi完備で、プライベートの時間も快適に過ごせます。単身者はもちろん、将来的な家族同居を見据えた相談も可能です。 ●行政によるサポート制度 葛尾村や福島県では、移住者向けの家賃補助や生活支援制度があり、申請手続きも会社がしっかりサポートします。移住支援金や引越し費用の補助など、初期費用の負担軽減にも取り組んでいます。 詳しくは、面接時などにお問い合わせください。

遠隔地からの応募について(WEB面接ほか)

当社の想いに“共感”いただける方、福島復興に想いを馳せる方、都会から離れて暮らしたい方、またニットをはじめとする「ものづくり」全般に興味のある方など、さまざまな方を全国からお迎えしたいと考えています。 来社またはオンラインによるカジュアル面談(選考を伴わないもの)や、WEBでの面接にも柔軟に対応します。少しでも当社や仕事内容が気になる方はお気軽にお問い合わせください!

働きやすい職場環境づくり

当社の新しい工場では、働きやすい職場環境づくりにむけ、以下の設備を備えています。 ■男女別トイレ、男女別更衣室、ドリンク自販機、個人ロッカー、休憩スペース、コーヒーサーバー、社員食堂、電子レンジ、冷蔵庫あり、洗面所 また、長く快適に働き続けていただけるよう、婦人科検診への費用補助を行っています。服装自由で勤務いただけるほか、ライフスタイルにより時短勤務も可能です。

FAQ よくある質問

どのような企業風土ですか?
当社がモットーとするのは「チャレンジする風土・事業展開」です。 既成概念にとらわれず、自由な発想で仕事に取り組むことができ、実際に当社社長が新しい挑戦を後押ししてくれる土壌があります。 また、葛尾村での事業をはじめとする豊富な事業展開の中で、会社の成長に直接関わることができる環境です。
葛尾村では、どのような生活ができますか?
葛尾村は、四季折々の自然に囲まれた静かな環境にありながら、生活に必要なインフラや買い物環境も十分に整っています。休日には自然豊かなロケーションを活かしたキャンプ、釣り、山歩きなどアウトドアアクティビティも豊富に楽しめます。 日常の利便性においても、小規模ながら利便性の高い店舗があり、定食屋や居酒屋もあります。車で約30分ほど走れば、隣接する田村市や三春町の大型スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどへアクセス可能です。週末にはまとめ買いをするなどして、ゆったりとした生活リズムを保つことができるでしょう。 コンパクトなエリアの中で、人とのつながりを大切にした暮らしが実現できます。 一方、都市部へのアクセスについても、東京方面へは最寄りの郡山駅、福島駅まで車で約1時間前後、そこから新幹線で東京まで約1時間半で到着できます。福島空港も車で1時間以内の距離にあり、全国各地への移動も比較的スムーズに行うことができます。
会社が考える、葛尾村暮らしの課題点はどこですか?
葛尾村の工場はまだ立ち上げたばかりということもあり、体制や業務の流れを整備している段階です。そのため、社員一人ひとりの経験が浅く、マニュアルや教育制度も完璧ではないのが実情です。 その中で、入社直後の方が業務の流れに不安を感じたり、「自分の成長の方向性が見えづらい」と感じるケースもあり、定着面では課題と認識しています。 だからこそ、現在は座学+実技研修を段階的に行う体制や、日々の1on1ミーティングを通じて、安心して働き続けてもらえる環境づくりを進めています。 また生活面においては、清潔で住みやすい寮の整備や、地域の暮らしやすさを紹介する情報の提供など、移住に伴う不安にも寄り添っています。 まだ発展途上の工場ではありますが、逆に「ゼロから一緒に作っていく」というやりがいや面白さもあります。チームで一歩ずつ前に進んでいける方を、私たちは心から歓迎しています。
県外からの移住者は在籍していますか?
現時点では、県外からの移住者はいません。当社では将来の事業拡大に向けて積極的に県外在住者の採用を進めていく方針ですので、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 また現在は、海外からの移住者が1名活躍中です。ここでは彼の言葉を紹介します。 <ブワネカさん/入社1年目> 移住のきっかけは、「母国が縫製業を営んでいること」「自然豊かな場所で、ものづくりに関わる仕事がしたい」と思ったことでした。最初は不安もありましたが、会社から住居や生活に必要な情報を丁寧に教えてもらえました。会社の人や社長、村の人たちがとても親切で、移住者を温かく受け入れてくれる雰囲気があり、安心して暮らせています。 自然と人との距離感がちょうど良く、近いうちに妻をこの村に迎え入れる予定です。子育て世代にも、静かに暮らしたい方にもぴったりの場所だと思います。 入社後は、工場の方々がとても丁寧に仕事を教えてくださり、少しずつ自分でもニットづくりの楽しさがわかってきました。

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