保温保冷技能者とは
ビルや商業施設には、当たり前ですがエアコンが設置されていると思います。
ビルなどの大きな建物の場合、一般的な家庭用のエアコンとは違い、とても大きな空調機という機械で冷たい空気や、温かい空気を作ります。
その冷たい風をダクトを通して、皆さんが利用されている場所に届けています。
遠くまで冷たい風を届けようと思うと、とても長い距離のダクトを通らなければなりません。
そのため、道中で風の温度が暖かく変化してしまいます。
その温度変化をさせない為にダクトに断熱材を巻いていきます。
配管も同じ原理です。
冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かいまま、皆さんが快適に利用できるように断熱材を巻いていきます。
保温保冷技能者とは、一般の人がなかなか目の触れることが少ない作業ですが、設備業にはなくてはならないお仕事です。
縁の下の力持ち!それが保温屋さんです。