“浪江復興米”を軸とした最先端農業で、環境への貢献を
福島舞台ファーム株式会社

ABOUT 会社紹介

福島県の「新興」を目指し、農地拡大に向けて若手人材を積極的に登用!

福島舞台ファーム株式会社は、福島県浪江町を本拠地として2019年に設立。国内有数を誇る次世代型大規模アグリテック工場におけるレタス栽培を中心とした農作物の生産および流通を事業の柱とする、舞台ファームグループの一員です。 「未来の美味しいを創る」を社是に掲げ、日本の農業の未来を切り拓く舞台ファームグループにおいて、コメ事業を牽引しているのが我々福島舞台ファーム。 震災からの復興、あるいは全く新しい一歩を踏み出す「新興」をキーワードとし、さらなる事業展開・地元農業者との連携を進めています。 2021年には、「農地の再生と保全および営農推進に尽力し地域農業の復興再生に大きく貢献した」として、福島県浪江町より「復興功労表彰」を受理。これを契機とし、当社の取り組みをさらに加速させ、地域農業の発展に寄与していきます。 現在、当社では浪江町の耕作放棄地を借り受け、水稲栽培を行っており、今後のさらなる農地拡大に向けて若手人材を積極的に登用。また、最先端の農業を軸として将来的な農業人口の増加(農家としての独立支援)とネットワークの構築、循環型農業の推進による地域および地球環境への貢献を果たすことを目標として活動しています。

BUSINESS 事業内容

“浪江復興米”として
浪江町の耕作放棄地を借り受け、「虹のきらめき」という銘柄米を作付け。収穫したコメは“浪江復興米”として自社流通しています。 現在は、10a(アール)あたり600kg(10俵)の収穫を最初のステップとし、今後は作付け面積の拡大とともに収穫量の増加を目指しています。 また、産学連携や大手企業とのコラボレーションも実施するなど、単なる1次産業にとどまらない活動を行っています。

WORK 仕事紹介

浪江復興米の農作業スタッフ(カントリーエレベーター運営ほか)
主に水稲栽培(農作業)とカントリーエレベーターの運営にあたっていただきます。具体的には、田植え~収穫に関わる業務全般。また付随して、草刈り、農薬散布、水田水管理、機械運転・メンテナンス等もお願いします。 ※「カントリーエレベーター」とは? …穀物(コメ)の乾燥・調製施設のことで、巨大なサイロ(貯蔵ビン)と穀物搬入用エレベーターから構成。イメージとしては、立体的に積まれたコンテナをボタン一つで機械操作できる構造になっており、共同利用によって維持管理される。画像では、画面中央奥に見える建物。

INTERVIEW インタビュー

畠山瑛児さん(浪江事業所責任者)25歳・秋田出身/入社2年目
どのような経緯で現在の仕事・暮らしをしていますか?
出身は秋田県です。大学(農学部)と前職までが岩手県にいまして、その後福島県の当社に転職した形です。浪江には去年(2023年)の3月に移住してきました。自分と年代の近い20代前半のメンバーが多いこともあり、入社間もなくから管理者として抜擢いただきました。 住まいは浪江駅のすぐ近くのアパートを自分で探したものですが、行政からの2年間の補助をいただいています。ほかのメンバーも同様の制度を利用して、多くが近くに住んでいます。 休日などは、隣町の図書館で読書したり、ドライブしてご飯を食べに行ったりしています。こうした過ごし方には、福島県や浪江町というのは、すごくいい環境ですよね。全体的に静かだし、道も走りやすい。割と充実した休日を過ごしていますね。
年間で忙しい時期・そうでない時期の働き方の違いは?
基本的には、1年中、コメづくりに携わっています。 最も忙しい田植えの時期を過ぎても、薬や肥料の散布などの圃場周りの作業がまた始まっていきますので、収穫の時期まではつきっきりの感じですね。 収穫が終わった後もカントリーエレベーターの作業や、商談や調整業務といった管理者としての業務など、冬場の農閑期とはいえやることは常にあります。ほかのところだと、農閑期はほかの仕事をしないといけないなどの状況もありますが、当社では常に農業に関わっていられる状況です。
どんなときに達成感を覚えますか?
前職までは、トマトとイチゴのハウス栽培がメイン。一方、現在携わっているコメは、1年をかけて育てていく作物。どちらが良いというわけではないのですが、ハウス栽培にくらべると、秋の1回の収穫に向けての期間やスパンが違います。 昨秋の初めての収穫期には、一つの達成感と言うか、感動みたいな気持ちは大きかったです。稲が生育していくにつれて、緑色の葉っぱが少しずつ枯れ始めて、やがて黄金色に輝くようになってくる。その変化を少しずつ感じられたっていうのが、私的には気持ちがたかぶるところはありましたね。

BENEFITS 福利厚生

住宅支援について

浪江町への移住の際には、一定の条件を満たすことで家賃を補助してもらえるなど、行政側からの手厚い支援制度があります。当社スタッフもこの制度を利用し、勤務地の近く・駅からもアクセスの良い場所で賃貸住宅を借り受けています。 当社としても、積極的に住宅探しなどをサポートしていきますので、詳しくは面接時などにご相談ください。

遠隔地からの応募について

農業に興味のある方、将来的には農業で独立したい方、また復興支援などに興味のある方からのご応募を広く受け付けています。WEBでの面接も対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

資格取得支援

業務で使用する中型・大型の自動車免許、カントリーエレベーターの業務で使用するフォークリフトの運転免許などの資格取得を支援します。 また、農産物検査員(生産者が生産した米穀等についての品位等検査を行うことのできる知識および技能を有する者)の資格取得も目指していただけますし、当社としても積極的に資格取得を推奨しています。 いずれも取得費用は全額会社負担です。

FAQ よくある質問

県外からの移住者は在籍していますか?
浪江事業所に勤務中の4名のうち、3名は県外からの移住者、残りの1名も宮城県から通勤をしているので、全員が移住者の先輩となります。 今後もさらなる事業拡大を見据えて、積極的に県外在住者の採用も進めていく予定です。ご不明な点がございましたら、お問い合わせくださいませ。
将来的に、会社として目指すところは?
最先端の農業による復興への貢献を旗印として、より具体的には以下のような構想を描いています。 ・循環型の農業 従来、産業廃棄物として扱われる籾殻(もみがら)を再利用して、肥料や「バイオ炭」を生産するなど、地域環境・地球環境への貢献に配慮した、循環型の農業施策をおこなう公算です。また、より高い付加価値をつける商品開発なども、並行しておこなっています。 ・農業のネットワーク化 当社で農業を学んで独立した農家の方々を中心とした、近隣ネットワークの構築。これを利用して、農機具のシェアリングや、カントリーエレベーターを拠点としたコメのブランド化など、より先進的な農業確立を目指しています。このため、独立志向のある方を積極的に登用し、スキルを磨いていただく方針を採用しています。