事業の特徴
■一通の手紙から始まった物語。
私たちの原点は、2015年頃に届いた一通の手紙にあります。狂牛病(BSE)の影響で多くの生産者が廃業の危機に立たされている中、北海道で牛を育てていた、とある生産者さんも行き場のない牛を前に絶望されていました。そんな中、代表が発信していたブログを読み、その想いに共感し、「この人に託したい」と私たちだけに宛てて手紙をくれました。この出会いを機に、生産者が育てた命を私たちが預かり、料理人へと繋ぐきれいなバトンリレーという今の形が始まったのです。
■肉になってからの扱いが最も重要。
一般的な精肉店との最大の違いは、私たちが“手当て”と呼ぶ独自の一手間にあります。枝肉を吊るして熟成させ、個体の状態を見極めながら保存方法を変えることで、料理人の要望に寄り添った肉を作り上げていきます。血統や飼育環境が良いのは大前提ですが、肉になってからの扱いこそが、美味しさを左右する最も重要な要素。生産者と深く繋がり、牛が何を食べてどう育ったのかという背景までを把握しているからこそ、命の価値を最大限に引き出す提案ができるのです。
■扱う肉にはすべて、理由がある。
完全放牧野生牛(ジビーフ)や吉田牧場の放牧ブラウンスイス牛、草原あか牛プレミアムなど、私たちが扱う牛肉や豚肉は市場流通の少ないものばかり。どんなに腕の良い生産者であっても、扱う意味と答えが見つからなければ扱わない―納得できる背景があるからこそ、美味しく“手当て”する自信が持てるのです。
■美味しさを決めるのは、保存の技術。
肉の美味しさを決める最後にして最大の要素は“保存”。血統や餌、育つ環境が大切なのは大前提ですが、専用の熟成庫などの設備を備えた肉屋だからこそ、徹底した管理で肉に新しい価値を吹き込むことができます。私たちは一つひとつの個体の個性に寄り添い、生産者の想いを最高のかたちでお客さまへと届けています。
■サカエヤで働くということ。
サカエヤは、ただ働く場所ではなく、チームとして何かを成し遂げ、喜びを分かち合う会社です。「何のために働くのか」と考えたときに、もちろんお金を稼ぐことは大切です。ただ、どうせなら好きになれることを仕事にして稼げたほうが、人生は豊かになると思っています。仕事を通して価値観が育ち、仲間とともに達成感を積み重ねていく―それが、サカエヤで働くということだと考えています。