【正社員】制服をつくる工場でのＣＡＤオペレーター／型紙の編集、マーキング、自動裁断機での生地裁断、仕訳

【仕事内容について】 日本全国の中学・高校の制服をメインに、 電車やバスの運転士の制服などを作っています！ 1年間に何万という単位で作りますが、 服の中でも「制服」の特徴は、一般アパレル（服屋さんで売っている一般の服）と違って、 1つのデザインあたりの制作数が少ないこと。 所謂「多品種・小ロット」ということになります。 その多品種の制服に対して、一つ一つ「型紙」を作ります。 型紙はパソコンのCADという専用ソフトで編集を行いますが、 「グレーディング」と言って、同じデザインの制服でもサイズが数種類ありますので、 マスターパターンという基準となる型紙をもとに、 サイズごとに各パーツの長さや穴の位置を調節する作業が発生します。 CADで半自動で出来るのですが、そこから人が目で確認しながら微調整をします。 次に、実際に型紙に沿って生地を裁断するために、 「マーキング」と言って、大きな四角い生地の中に各パーツを効率よく配置する作業があります。 パズルを作るような作業をイメージすると分かりやすいかと思います。 こちらも半自動で出来ますが、人の目で見て調整、確認します。 その後、「自動裁断機（CAM）」という大きな機械で生地を裁断します。 まず先ほどCADで作った型紙のデータをパソコン操作一つでCAMに送ります。 次に「延反（えんたん）」と言って生地を自然に伸ばした状態で必要な長さ分だけを台にセットします。 そしてCAMが自動的にカットした生地を取り出し、 パーツごとに「仕訳」の作業をして、次の行程である接着、アイロン、ミシンなどの担当者に渡して完了です！ 難しそうに聞こえるかもしれませんが、 縫製というよりも、パソコン作業がメインとなるため、 これまで仕事でパソコンを使っていた経験のある方であれば、 仕事に慣れるのは早いですよ。 パソコンのCADを使ったデスクワークとあわせて、 自動裁断機で裁断をする作業もありますので、座りっぱなしにならず、 ある程度立ち仕事もあるため健康的です。 CADを全く使ったことがないという方でも大丈夫です。 未経験でも一から丁寧に指導いたしますのでご安心ください！ ーーーーー 【先輩社員へインタビュー】 Q1.どのような職場の雰囲気ですか？ 女性を中心に、10代から70代まで幅広い年齢層の社員がいて、 30年以上勤務のベテラン社員もいます。 社長も専務も気さくによく話しかけて頂き、アットホームですぐに馴染むことが出来ました！ 繁忙期は自分の役割をしっかりやりつつ、全員で乗り切る意気込みで臨むといいます。自分のことに集中しながらも、みんな周りを見て困っている人を助けるいいチームワークが出来ています。 Q２.仕事をする上で心掛けていることは何ですか？ 枚数ももとめられますが、早くきれいに仕上げることを心がけています！ また、中堅社員となり人に教える場面も多くなってきました。 人それぞれ個性がありますので、縫い方の説明をして、やってみてもらって、その上でどうやって教えたらいいかを考えています。教えることで逆に教わることも多いです。 また、自分がこの制服を着るときにどんな気持ちになるかを考えています！ ある程度の年数着るものなので、きれいなものを着たいでしょうし、そのためにどうすればいいかを工夫することでより良い製品を作ることを心掛けています。 ーーーーー 【当社について】 私たち古関株式会社は、学校・会社・官庁制服の製造をしている福島県川俣町の会社です。 1933年に川俣町で創業後、被服類の縫製加工や注文洋服の製造に取り組んできました。 1966年には、ニッケ学生服の指定工場として男女学生服、会社、官庁制服の縫製加工業を開始しました。 流行に左右されない安定した企業です。

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